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どんな分野でもそうですが、「人文社会系」、もっと大きく「文系」としてくくられる学問の中にも、多様な方法と目標・関心を持つさまざまな研究領域が広がっています。
しかし、それぞれの研究領域は、初めから現在の形で個別に独立して存在していたものではありませんでした。そこには少なからず、人々の知的好奇心に導かれながらも、時代の移ろいや、それにともなう社会の要求にも応答して分化してきた経緯があります。
本シリーズでは、毎回人社系の先生をお呼びして、具体的な研究のお話をうかがいながら、いま一度それぞれの領域の「出来いできはじめ」を紐解きつつ、現在の学問が時代や社会に何を要求されているのか、そして何ができるのかを考えます。人社系の知の意味と意義を問いなおすことを通じて、協働研究の「コモンズ」醸成を目指します。
第14回目は法学研究院から、七戸克彦先生をお呼びして、水資源や水利権にについてお伺いしていきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
主催:人社系協働研究・教育コモンズ※
共催:九州大学アジア・オセアニア研究教育機構
九州大学社会連携推進室 科学コミュニケーション推進グループ
後援:九州⼤学法⽂学部創⽴100周年記念事業実施委員会
※人文社会科学系4部局「人文科学研究院」「人間環境学研究院」「法学研究院」[経済学研究院」は、教育活動及び研究活動における連携を企画し管理運営していくために「人社系協働研究・教育コモンズ」を設けて活動しています。
対象 | 一般向け、在学生・教職員向け、その他 |
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開催日時 | 2025.03.06 (木) 13:00 ~ 2025.03.06 (木) 14:30 |
開催場所 | 伊都キャンパス、キャンパス外 |
会場名 | 九州大学伊都キャンパス イースト1号館E-C-203会議室、及びオンライン会議形式(Zoom) |
会場の住所 | |
定員 | なし ※ 対面の参加は50名 |
参加費 | 無料 |
イベント詳細 | 知の形成史#14 「ライバルの語源を論じて水道料金の値上げ問題に及ぶ――水文学と水法の話」 天文学が天体に関する森羅万象を研究する学問であるように、水文学(すいもんがく)は水に関する森羅万象を研究する学問で、理系のみならず、人文・社会科学系の学問領域でもあります(水法(すいほう)は水文学の法律関係を担当する学問領域です)。「水掛け論」の語が水利紛争に由来するのは知られていますが、福岡市の水道料金が今後24%アップするのはご存じでしょうか。水道料金が収入の3%を超えると(=年収600万円の家庭なら月額1万5000円を超えると)「水貧困(water poverty)」が生じますが、福島県の水道料金は2万5837円、青森県でも2万4620円になると予測されています。その原因についてもお話ししましょう。 [話し手]七戸 克彦(九州大学大学院法学研究院 教授) [聞き手]宮崎 毅(九州大学大学院経済学研究院 教授) [司会]蛭沼 芽衣 (九州大学大学院人文科学研究院 助教) |
申込方法 |
事前申し込みの必要あり [Webサイト] ※https://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_31.html |
申込受付期間 |
2025.01.23 (木) - 2025.03.04 (火) |
お問合せ先 |
担当:九州大学人社系協働研究・教育コモンズ |
ホームページ | https://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_31.html |
公開期間 | 2025.01.23 (木) - |
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