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九州大学附属図書館では、新たに国の重要文化財に指定される「金光明最勝王経(こんこうみょうさいしょうおうきょう)」のほか、「蒙古襲来絵詞」など所蔵資料約30点を展示します。
また、今回の企画では、人文科学研究院が附属図書館との協働により構築した「前近代日本‐アジア関係資料デジタルアーカイブ」を取り上げ、貴重資料のデジタルデータを活用した、デジタルヒューマニティーズ(人文情報学)の手法を用いた歴史への多様なアプローチについて紹介します。
11月1日(土)14時からは、「前近代日本-アジア関連資料デジタルアーカイブ」と「金光明最勝王経」に関する講演会も開催いたします。多くの皆様のご来場をお待ちしています。
| 対象 | 一般向け、高校生向け、小・中学生向け、在学生・教職員向け、その他 |
|---|---|
| 開催日時 | 2025.11.01 (土) 09:00 ~ 2025.11.14 (金) 22:00 |
| 開催場所 | 伊都キャンパス |
| 会場名 | 九州大学 伊都キャンパス 中央図書館4階Sky Cute.Commons |
| 会場の住所 | 福岡市西区元岡744 |
| 定員 | なし |
| 参加費 | 無料 |
| イベント詳細 | 『金光明最勝王経』は護国の経典として知られ、聖武天皇はこの経典の教義に基づき、天平13(741)年に発布した国分寺建立の詔等、様々な仏教興隆政策を講じました。 本学所蔵の『金光明最勝王経』は、石山寺に旧蔵されていた石山寺一切経の一部であり、本文は奈良朝の書写、訓点は平安中期~後期に加点されたものと推定されています。 加点は、特に白墨が明瞭に残り、日本語史を知る上で非常に重要なものです。また、本学所蔵分は十巻全てが揃っており、完存するものは他に一例しかない点でも貴重です。 ■ 展示会(11/1、11/4~11/14)■ ※「金光明最勝王経」は11/4以降は中央図書館横のフジイギャラリーにて開催中の企画「九州大学100年の中国学研究」にて展示します 【会期】令和7年11月1日(土)、11月4日(火)~11月14日(金) ※8日(土)、9日(日)除く 【開場時間】11月1日(土) 13:00-17:00、 11月4日(火)以降 10:00-17:00 【場所】九州大学 伊都キャンパス 中央図書館3Fエントランスホール 【申込】申込不要、観覧無料 【主催】九州大学附属図書館 【共催】人文科学研究院、附属図書館付設記録資料館 【後援】人社系協働研究・教育コモンズ ※できるだけ公共交通機関をご利用ください。 ※お車でお越しの方は、守衛所にて、図書館展示「デジタルで歴史をひらく -これからの人文情報学-」にいらした旨、お伝えください。 ■ 関連講演会(11/1(土))■ 「「前近代日本-アジア関係資料デジタルアーカイブ」が歴史をひらく」 講演者:荒木和憲(人文科学研究院准教授) 「『金光明最勝王経』の魅力とその継承―九大図書館が守る平安のことば―」 講演者: 蛭沼芽衣(人文科学研究院助教) ※講演は、会場での対面参加に加えて、オンライン同時配信も行います。 【日時】令和7年11月1日(土)14:00-15:40 【場所】九州大学 伊都キャンパス 中央図書館4階Sky Cute.Commons 【申込】参加お申し込みは下記申込方法より(申込〆切 10月30日)、参加無料 |
| 申込方法 |
事前申し込みの必要あり [Webサイト] ※https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/104857 |
| 申込受付期間 |
2025.10.06 (月) - 2025.10.30 (木) |
| お問合せ先 |
担当:九州大学附属図書館利用者サービス課サービス企画係 |
| ホームページ | https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/104857 |
| 公開期間 | 2025.10.07 (火) - |
| 関連データ |