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12月11日に人社系協働研究・教育コモンズのオムニバスセッション「知の形成史 第16回」を開催いたします。
どんな分野でもそうですが、「人文社会系」、もっと大きく「文系」としてくくられる学問の中にも、多様な方法と目標・関心を持つさまざまな研究領域が広がっています。しかし、それぞれの研究領域は、初めから現在の形で個別に独立して存在していたものではありませんでした。そこには少なからず、人々の知的好奇心に導かれながらも、時代の移ろいや、それにともなう社会の要求にも応答して分化してきた経緯があります。
本シリーズでは、毎回人社系の先生をお呼びして、具体的な研究のお話をうかがいながら、いま一度それぞれの領域の「出来いできはじめ」を紐解きつつ、現在の学問が時代や社会に何を要求されているのか、そして何ができるのかを考えます。人社系の知の意味と意義を問いなおすことを通じて、協働研究の「コモンズ」醸成を目指します。
第16回目は人間環境学研究院から、末廣香織先生をお呼びして、建築を通じた社会貢献についてお伺いしていきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
主催:人社系協働研究・教育コモンズ※
共催:九州大学アジア・オセアニア研究教育機構
九州大学社会連携推進室 科学コミュニケーション推進グループ
後援:九州⼤学法⽂学部創⽴100周年記念事業実施委員会
※人文社会科学系4部局「人文科学研究院」「人間環境学研究院」「法学研究院」[経済学研究院」は、教育活動及び研究活動における連携を企画し管理運営していくために「人社系協働研究・教育コモンズ」を設けて活動しています。
| 対象 | 一般向け、在学生・教職員向け |
|---|---|
| 開催日時 | 2025.12.11 (木) 14:50 ~ 2025.12.11 (木) 16:20 |
| 開催場所 | 伊都キャンパス、キャンパス外 |
| 会場名 | 九州大学伊都キャンパス イースト1号館 E-A-239会議室、及びオンライン(Zoom) |
| 会場の住所 | |
| 定員 | なし ※ 対面の参加は50名 |
| 参加費 | 無料 |
| イベント詳細 | 知の形成史#16 「ものづくり」を通じて人と社会を関係させる建築の役割 末廣 香織(人間環境学研究院) 九州大学BeCAT(環境をテーマにした建築研究教育センター)では、大学での研究成果を建築のプロジェクトという形で社会実装することに取り組んできました。シミュレーション技術を用いた建築のデザイン・施工、リサイクル素材の開発、ものづくりを通じたまちづくりイベントなどのプロジェクトを実施しています。熊本地震を契機に立ち上げられたKASEIプロジェクト(九州建築学生仮設住宅環境改善)では、現場での「ものづくり」と同時に「ことづくり」にも取り組んできました。建築という分野において、建ち上がってくるハードウエアが重要なことはもちろんですが、それと同様に建築するという作業には、人と社会を結びつける役割があります。プロジェクトの実例を題材にしながら、現代社会では見過ごされがちな建築の役割について議論したいと思います。 [聞き手]福田 崚(経済学研究院) [司会] 蛭沼 芽衣 (人文科学研究院) |
| 申込方法 |
事前申し込みの必要あり [Webサイト] ※以下のページよりお申し込みください。 https://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_36.html |
| 申込受付期間 |
2025.11.21 (金) - 2025.12.09 (火) |
| お問合せ先 |
担当:人社系協働研究・教育コモンズ |
| ホームページ | https://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_36.html |
| 公開期間 | 2025.11.21 (金) - |
| 関連データ |