International 国際交流・留学
新型コロナ5類移行により、コロナ禍前の日常に戻りつつあります。
そんな中、海外留学を体験した九大生に、留学先でどんなことを学び、どんな暮らしをしていたのか語ってもらいました。
浪﨑 陽菜(なみさき ひな)さん
経済学部4年
留学先:香港
香港科技大学
期 間:2023年8月~12月
留学でつけた自信を次のチャレンジへ
英会話が好きかつ中華圏に興味があり、香港への留学を決めました。留学先では交渉、中国の司法、香港からみた社会学などを学びました。
休日の過ごし方・留学して良かったことは?
休日は街を散策したり、中国本土に旅行したりしました。香港の面積は東京都のおよそ半分で、MTR(地下鉄)に乗っていろいろな所に出かけました。時間がある時は、香港よりも物価の安い深圳まで買い物をしたりご飯を食べに行ったりしました。留学して良かったことは、知らない土地で暮らす経験ができたことです。言葉や文化が違っても、一緒に授業を受けたり友達を作ったりできて、自信になりました。
留学経験をどのように活かしていきたいか?
仕事で英語を使う機会があれば、臆することなく会話できる姿勢を持ちたいです。また、さまざまな人と出会い刺激を受けたので、今後も新しいことに挑戦し、人との関わりを大切にしたいです。
留学を考えている人へメッセージ!
どのような形であれ、留学してみたいという気持ちがあるなら、実行するのが良いと思います。留学先で出会った人を見て、卒業を1年延ばしてから留学する人、就職先を決めてから留学する人など、いろいろな留学の形があると感じました。4年で卒業しなければいけない、大学の勉強も就活も周りと同じように頑張らないといけないなど、必要以上に焦る必要はなく、留学をしたい気持ちがあるなら、留学や、その他の事柄との優先順位を考えて、思い切って留学してみるものいいかもしれないと思います。
3連休などは深圳に行きました。高速鉄道やMTRで1-2時間で行くことができ、中国本土の火鍋やお茶、風景などを楽しみました。
寮のベランダからの景色です。キャンパスは海に面したところにあり、香港の美しい海や山をいつでも見ることが出来ます。
留学生のごはん事情
学食は1食30-50HKD(¥600-1000)でした。中華圏の料理を中心に、日本食コーナーや洋食コーナーもあり、さまざまな食事を楽しめました。プレートの左上は「西紅柿炒鶏蛋」という有名な中国の家庭料理でとても美味しいです。
香港スタイルの朝食としてミルクティーやマカロニスープを食べました。ミルクティーの味が日本と違ったり、朝食にマカロニスープが出てきたり、香港の食文化を楽しみました
構内で飲茶ができるお店があり、ランチに飲茶を楽しみました。
留学先情報
香港科技大学
1991年に香港政庁が香港の西貢区に創立した公立大学。香港の経済力を上げることを目的として、テクノロジーとビジネスに力を入れた大学として設立された。生命科学、工学、ビジネス教育、人文・社会科学、その他多くの専門領域を有し、世界各国の名門大学や企業との提携も多く、最先端の研究をすることができる大学として世界中から留学生が学びに来る。また、教授や講師の外国籍比率が大変高いのも特徴的である。
キャンパスは、クリアウォーターベイ半島の北部にあり、大学からの海の眺めが美しいことで有名。
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