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International 国際交流・留学

Sheryl Ngさん

留学生体験記

日本が好きな母の影響で日本語をマスターし、建築を学ぶため九大へ留学。
家族旅行で47都道府県を制覇したという留学生に話を聞きました。

Sheryl Ng(ン シェリル)さん

工学部 建築学科 3年
出身国:シンガポール

シンガポール出身。シンガポールの高校を卒業後、九州大学に進学。英語、中国語(簡体字・繁体字)、日本語、韓国語をマスターしている。趣味は旅行と建築巡り。

九大建築学科だから広がる多彩な経験に感謝

日本への留学のきっかけは?

私の母はシンガポールの大学で日本語を学び、卒業後に2年間、神戸で英会話の先生をしていました。日本が好きな母の影響で、私が初めて日本を訪れたのはまだ0歳のとき。香川県の直島で草間彌生さんの「南瓜」の作品と一緒に撮った写真が残っています。それから家族で何度も日本を旅して、47都道府県を制覇しました。私はもともと英語と中国語を学び、中学・高校ではさらに日本語を選択して習得しました。いつか日本に住んでみたいと思っていたので、日本の大学に留学することを決めました。

なぜ九州大学を選びましたか?

2019年、仲良しの家族を訪ねて家族で大分に行き、九州を一周しました。豊かな自然や温かい人柄に触れて、なかでも住みやすそうな福岡にある九州大学に興味を持ちました。キャンパス内の建築作品の一つである椎木講堂を訪れたことで、さらに九大建築学科で学びたいという思いが強くなりました。

研究内容をご紹介ください。

幼い頃からアートや建築に興味があり、建築巡りや建物をデッサンするのが好きで、大学では建築を学びたいと思っていました。シンガポールで日本の建築家の展示会に行くこともあり、日本には歴史的なものからモダンなものまで多様な建物があり、いろいろ学べると思ったのも、日本への留学の後押しになりました。ゼミに所属するのは4年生からで、最近は特に多くの人に利用される、コミュニティが中心となる設計に興味があります。

九州大学で学ぶことの魅力は?

九大にはつながりやチャンスがたくさんあります。例えば、私は九大生による空き家再生サークル「糸島空き家プロジェクト」に入っています。糸島にある空き家を実際に改修して、そこで焚火や焼き芋をして地域の人たちと交流するなど、とても楽しくてやりがいがあります。また、九州の建築巡りツアーや、世界中の学生が集まる上海でのコンペなど、国内外でいろいろな活動に参加して、充実した毎日を送っています。

47都道府県制覇で最後に巡った東北地方。青森県のヒマワリと

留学して感じる日本や福岡の印象は?

シンガポールは高いビルが建ち並ぶ都会なので、都心から少し離れた九大の環境がとても気に入っています。人生で初めての流れ星を見ることができて感動しました。福岡は思っていた通り、自然が美しく食が豊かで人が優しく、とても住みやすいです。

卒業後のビジョンは?

大学院に進学した後、日本やシンガポールに限らず、言語力を生かしてグローバルなアーキテクトになりたいと考えています。1つのことを極めるよりも、住宅から空港まで多様なプロジェクトに関わってみたいです。

Production

自分が半年間向き合ってきた改修プロジェクトで、表札が付いた瞬間、大満足でした

2年生のときに設計の基礎演習で作った模型。地域とのつながりができるように、開かれた交流の拠点を目指し設計しました。

 

※このインタビューは九大広報vol.133(2026年7月発行)に掲載しています。