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Research Results 研究成果
洞窟にはさまざまな生物が生活しています。日本でも、ヨコエビ、ヤスデ、クモなどのほか、昆虫ではメクラチビゴミムシの仲間がよく知られています。アリ類に関しては、世界各地の洞窟から数種の記録がありましたが、多くはその後、洞窟以外からも採集され、洞窟性ではないことがわかっています。唯一、2003年にラオスで発見されたハシリハリアリ属の一種が、確実な洞窟性種と考えられています。
今回、南西諸島の沖縄島の洞窟から、日本からは初めてで、確実性の高い記録として世界で2例目となる洞窟性のアリが発見され、沖縄県在住で発見者の名嘉猛留氏と九州大学総合研究博物館の丸山宗利准教授により、新種として発表されます。新種はアシナガアリ属の一種で、ガマアシナガアリ(和名新称)Aphaenogaster gamagumayaaと名付けられました。学名は沖縄方言で「洞窟に引きこもる者」の意味です。洞窟に生活する生物の傾向として、体色の色素の退化、目の退化、脚や触角の発達などが知られていますが、本種もアシナガアリとしては非常に薄い体色で、目が小さく、脚と触角が長い傾向が認められたうえ、付近の森林からは発見されないことから、真洞窟性の可能性が極めて高いと考えられます。
本研究成果は、平成30年7月23日(月)にZootaxa誌で掲載されました。
今回沖縄の洞窟から発見された新種のガマアシナガアリ(写真:島田拓)
左から、発見者の名嘉猛留・丸山宗利
初めてこの標本を見たときに、あまりのことにひっくり返りそうになりました。もともと洞窟はアリに暮らしにくい環境で、そのために洞窟性アリは少ないのですが、それが日本から見つかるとは思いませんでした。日本の自然の奥深さを象徴する発見といえるかもしれません。いまのところ生息場所は限られ、大切に守りたいと思います。