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Research Results 研究成果
九州大学大学院医学研究院の二宮利治教授、同大学大学院医学研究院の小原知之助教および京都医療センター内分泌代謝高血圧研究部の浅原哲子部長らの共同研究グループは、久山町研究の追跡調査の成績を用いて血清 soluble triggering receptor expressed on myeloid cells 2 (sTREM2)値の上昇が認知症発症と密接に関連することを報告しました。
認知症は全世界でその患者数が急増している疾患です。sTREM2は脳内炎症におけるミクログリア活性化の指標であり、これまでにTREM2 遺伝子の変異が認知症の発症に寄与することや認知症初期から脳脊髄液中のsTREM2が上昇することが知られていました。しかし、血清sTREM2値と認知症発症の関係については解明されていませんでした。
そこで本研究グループは認知症のない久山町高齢住民約1,300名を10年間前向きに追跡し、血清sTREM2レベルと認知症発症の関係、および血清sTREM2が認知症発症の予測能に与える影響を検討しました。その結果、血清sTREM2値の上昇に伴い、全認知症、アルツハイマー型認知症、および血管性認知症の発症リスクはいずれも有意に上昇することが判明しました。さらに、既知の危険因子と血清sTREM2値を組み合わせることにより、将来の認知症発症の予測精度が有意に改善することを明らかにしました。
本研究成果は、ミクログリアを主体とした脳内炎症が認知症の発症に寄与することを証明するとともに、血清sTREM2値が認知症の早期発見の有効な新規バイオマーカーであることを示唆する重要な知見です。
本研究成果は国際科学雑誌『Annals of Neurology』に、オンライン速報版が2018年11月28日(日本時間)に掲載されました。近日中に確定版が掲載される予定です。
図1.血清sTREM2値別にみた認知症の罹患率(性・年齢調整後)
血清sTREM2値の上昇に伴い認知症の累積罹患率は有意に上昇しました。
これは、血清sTREM2値の高い人では、低い人に比べ認知症を将来発症する確率が高いことを意味します。
図2.血清sTREM2値別にみた病型別認知症発症リスク(多変量調整後)
血清sTREM2値の上昇に伴い、アルツハイマー型認知症と血管性認知症の発症リスクは有意に上昇しました。これらの成績により、血清sTREM2値は、認知症発症を予測する上で有効な新規バイオマーカーであることが示唆されました。