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Research Results 研究成果
自己認知発達の重要な指標とされてきた自己鏡映像認知の研究では、鏡映像に対する自己指向性の反応の成立は1歳半から2歳とされ、その時期以前に赤ちゃんがどこまで「自分の顔」を認識しているのかは不明でした。
九州大学大学院人間環境学研究院の橋彌和秀准教授と同学府博士後期課程の新田博司日本学術振興会特別研究員は、生後12か月の赤ちゃんが、自分の顔画像を見分けていることを明らかにしました。
本研究では、生後12か月の乳児24名を対象に、顔画像合成技術を用いて画面に、 ①自分の顔、②他の乳児の顔、③自分の顔50%・他の乳児の顔50%の合成顔 を、①-②;②-③;①-③の3ペアに分けて左右に提示し、視線計測装置を用いて反応を調べました。顔刺激を見ている時間に差があった場合、赤ちゃんはそれらの顔を区別していることになります。注視時間計測の結果、乳児は③自他50%合成顔を①自分の顔や②他の乳児の顔と見分けていることが分かりました。しかし、この結果だけでは「③の合成顔が“不自然”だったので反応が異なった」という可能性が排除できません。そこで、④,⑤他の2名の乳児の顔、⑥他の乳児2名の顔50%ずつの合成顔を提示する比較実験を同じ24名の乳児を対象に行いました。その結果、顔刺激④-⑥に対する注視時間に差は見られなかったため、最初の実験の結果が「自分の顔」認識に関わるものであることが示されました。
自分の顔と他者の顔とを用いた従来の研究では、赤ちゃんの月齢や個人差によって研究間で結果が安定しにくいといった問題がありました。本成果は合成顔を用いることで、「生後12か月児が自己の顔表象を成立させている」可能性を明示したものです。この時点で乳児が「自分の顔だ」ということを理解しているのかどうかは分かりませんが、自分の顔を「特別な顔」として認識しているという今回の発見を手掛かりに、自己アイデンティティの発達的な起源について今後の研究展開が期待されます。
本研究成果は、2020年12月14日付で、国際学術誌「Infant Behavior and Development」にオンライン掲載されました。