第1回統合創・省・基盤技術エネルギー教育研究拠点国際シンポジウムを開催
2014.12.10
トピックス
平成26年11月27日(木)・28日(金),筑紫キャンパスにおいて,炭素資源国際教育研究センター,エネルギー基盤技術国際教育研究センター,グリーンアジア国際リーダー教育センターの連携で第1回統合創・省・基盤技術エネルギー教育研究拠点国際シンポジウムを開催しました。 本学の学内共同教育研究施設である炭素資源国際教育研究センター,エネルギー基盤技術国際教育研究センターは,グローバルCOEプログラム「新炭素資源学」(平成20~24年度)のコンセプトを具現化する持続的な社会構築のための,材料,デバイス,システムに関する先端研究拠点です。一方,九州大学博士課程教育リーディングプログラム「グリーンアジア国際戦略プログラム」を実施するグリーンアジア国際リーダー教育センターも同様のコンセプトで人材育成活動を行っており,3センターで連携拠点を形成し,協力して教育研究を実施しています。 本シンポジウムには,イギリス,中国,韓国,インドネシア,フィリピン,日本から講師を招へいし,約150名の教員や学生が参加して活発な討論が行われました。ノーベル賞候補者の呼び声も高い旭化成(株)フェローの吉野彰博士の蓄電技術に関する講演をはじめ,炭素資源の賢い利用とエネルギーの効率的な使用に関して,先端材料開発の重要さ,そのデバイス化,システム化の将来性について多面的な議論が展開され,日本の今後の環境・エネルギー研究に大きな示唆を与えるシンポジウムとなりました。
【写真】
(上)参加者間で行われた議論の風景
(中)吉野彰博士による講演
(下)講師や主催者側関係者の集合写真
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