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Topics トピックス
本学情報基盤研究開発センターは平成30年2月5日(月)、稲盛財団記念館稲盛ホール(伊都キャンパス)で、新スーパーコンピュータシステム“ITO”(いと)完成記念式典を挙行しました。
ITOは、伊都キャンパスに初めて設置されたスーパーコンピュータとして平成30年1月より本格サービスを開始しています。国の第5期科学技術基本計画に示された超スマート社会の実現(Society 5.0)、ならびにAI・ビッグデータ、データサイエンスなどに対応した研究基盤を目指し、柔軟な利用形態を提供できるよう新たに設計された、総理論演算性能約10ペタフロップスと、国内トップクラスの能力を有するシステムです。
ITOの特筆すべき特長の一つは、大規模データに対する対話的な処理を効率的に行えるという点にあります。日本国内に設置されるスーパーコンピュータとしては初めて、大規模プライベートクラウド環境(フロントエンド)と、高性能計算ノード群(バックエンド)を、高速ファイルシステムを介して連携運用する構成となっています。大容量のメモリやGPUと呼ばれる特殊なプロセッサを大量に搭載しているのに加え、インターネットから収集したビッグデータを直接扱う機能や、パブリッククラウドと連携する機能も備えています。
式典に先立って行われた見学会には約70名が参加し、説明者へ熱心な質問が行われました。
式典では、谷口倫一郎センター長による式辞後、久保千春総長、安浦寛人理事・副学長の挨拶に続き、原克彦文部科学省研究振興局参事官(情報担当)、中村宏東京大学情報基盤センター長・学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点総括拠点長、平尾公彦理化学研究所計算科学研究機構長ならびに田中達也富士通株式会社代表取締役社長が祝辞を述べられました。最後に、小野謙二副センター長によりITOの概要紹介が行われ、閉会となりました。
式典に引き続き行われた記念講演では、「スーパーコンピューターと人工知能技術の融合によるシミュレーション科学」と題し、上田修功理化学研究所革新知能統合研究センター副センター長による講演が行われ、スーパーコンピュータを活用した人工知能技術について最新の知見を得ることができました。
同センターでは、ITOを学内外の研究者に提供し、新材料開発や創薬支援、ゲノム分析などへの活用を推進していきます。
祝辞を述べられる文科省の原研究振興局参事官(情報担当)(左)挨拶する久保総長(右)
九州大学情報統括本部 HPC事業室
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