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伊都キャンパス完成記念関連行事 九州大学-理化学研究所-福岡市・ISIT 三者連携シンポジウム「数理・AIが解く未来  ~計算科学の展望と期待~」を伊都キャンパスで開催

2018.05.25
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久保千春 総長

 伊都キャンパス完成記念関連行事として、平成30年5月15日(火)に、九州大学-理化学研究所-福岡市・ISIT (公益財団法人 九州先端科学技術研究所)三者連携シンポジウム「数理・AIが解く未来 ~計算科学の展望と期待~」を、伊都キャンパスのカーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 大ホールで開催し、企業や学術研究機関等から200名を超える方々にご参加いただきました。

 本シンポジウムでは、久保総長から「最先端の教育研究環境を備えたこの伊都キャンパスを一つの拠点として、理化学研究所、福岡市及び九州大学の連携が、今後さらに発展していくことを期待しています。」との挨拶があった後、理化学研究所の小寺秀俊理事及び福岡市の貞刈厚仁 副市長からも挨拶がありました。

 続いて、基調講演として、大日本住友製薬株式会社の山崎一人、インシリコ創薬シニアフェロー及び理化学研究所仁科加速器研究センターの初田哲男 プログラムディレクターから、数理・AI活用の将来ビジョンについてお話しをいただきました。 

 このあと、セッション1では、本学マス・フォア・インダストリ研究所の藤澤克樹教授及び理化学研究所計算科学研究センターの三好建正チームリーダーから、数理・AIの産業への活用例が数学者の視点で紹介されたほか、セッション2で、本学生体防御医学研究所の山西芳裕准教授及び理化学研究所生命機能科学研究センターの本間光貴チームリーダーから、数理・AIのライフサイエンス領域への応用例について紹介されました。

 シンポジウムの後半にはパネルディスカッションが行われ、本学の村上和彰名誉教授をモデレーターにお迎えし、パネリストである本学大学院農学研究院の岡安崇史准教授、同基幹教育院の木實新一 教授、理化学研究所革新知能統合研究センターの畑埜晃平 チームリーダー及び産業技術総合研究所人工知能研究センターの麻生英樹 副研究センター長とともに、ビッグデータに基づく数理・AIの活用の可能性について熱い議論が交わされました。

 また、本シンポジウムでは、学生等によるポスターセッションも同時開催し、研究者による審査及びポスター発表者による相互レビュー審査を行った結果、大学院工学府の修士2年 小豆澤成治さんが最優秀ポスター賞を、大学院数理学府の修士2年 立岩斉明さん及び同学府の修士1年 吉田明広さんが優秀ポスター賞を受賞し、シンポジウム内で表彰式を執り行いました。

 最後は、若山理事の閉会挨拶により、シンポジウムは盛会のうちに終了しました。

※以下の学術研究・産学官連携本部HPにも、シンポジウムの開催報告及び講演資料を 掲載しています。

パネルディスカッションの様子

ポスターセッションの様子

シンポジウムの様子

お問い合わせ

九州大学 学術研究・産学官連携本部 総括企画調整グループ

電話:092-832-2127
Mail:coordinate★airimaq.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

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