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本学は、平成30年4月に、約50年ぶりとなる12番目の新学部「共創学部」を設置しました。「共創学部」は、従来の学問方法のトレーニングを中心とした人材養成ではなく、地球の持続可能性に関する社会的課題(フューチャー・アース)を解決できる新たな高度人材養成を行うことを目的にしています。
このたび、新学部の設置を記念して、平成30年6月2日(土)に、椎木講堂(伊都キャンパス)で「地球規模の課題解決に真っ向勝負!:九州大学共創学部の目指す教育」と題したオープニングシンポジウムが開催され、高校生、保護者を含む248名の方にご参加いただきました。(詳細プログラム)
シンポジウムの前半は、小山内共創学部長が共創学部の紹介を行うとともに、「共創」のなすべき社会的役割、大学教育に対する期待を、中村卓司氏(情報・システム研究機構 国立極地研究所長)、蟹江憲史氏(慶応義塾大学教授、SDSN(Sustainable Development Solution Network)Japan)、リチャード B. ダッシャー氏(スタンフォード大学アジア米国技術経営研究センター所長)そして、九州大学持続可能な社会のための決断科学センター長の矢原徹一教授からご提言いただきました。
講演の様子
後半のパネルディスカッションでは、パネリストとして、福岡県立小倉高等学校 教頭 松本英先生、福岡雙葉(ふたば)高等学校 教頭 吉岡由美子先生を招き、共創学部での教育・人材育成の在り方について議論を深めました。
シンポジウム終了後は、共創学部担当教員を含む本学の教員と、高校生や保護者がざっくばらんに語り合う場を設け、和気あいあいとした雰囲気の中、歓談が行われました。多くの高校生にも参加いただき、たいへん有意義な懇談会となりました。
九州大学学務部基幹教育課運営支援係
電話:092-802-5921