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2018年7月にアメリカで行われたIJA 2018 stage championships(ジャグリング世界大会)のindividual 部門で本学ジャグリング部の花田充さん(工学府修士2年)が3位入賞しました。
「ジャグリング」と聞くと、路上でたくさんのボールや、スティックを操る大道芸(ストリートパフォーマンス)を想像する人が多いかもしれません。しかし、近年、ジャグリングの発表形式は多様化しており、大道芸だけでなく、劇場で発表する機会が増えています。演者は舞台の上で音楽に合わせて技を披露し、観客から拍手や歓声を貰います。
IJA 2018 stage championshipsの様子
ジャグリングで利用する道具
ジャグリングの大会は大きく二種類に分かれます。一つ目は道具に制限のある大会で、例えば、ボールによる演技のみが出場を認められる大会などがあります。二つ目はどの道具でも出場可能な大会で、演者が一番得意な道具で出場します。今回花田さんが入賞したIJA stage championshipsはどの道具でも出場可能な大会です。
IJA stage championshipsでは、演技を見た10人の審査員がカテゴリーごとに点数を決め、合計点数を競います。カテゴリーはEntertainment Value、Execution、Juggling Difficulty、Juggling Creativity、Presentation、Representation of Jugglingの6つに分かれます。
花田さんは自身がもっとも得意とする「皿回し」で出場しました。花田さんは日本の皿回しトリックインベンターとしてたくさんの技を生み出しており、大会で披露した技のほとんどがオリジナル技です。大会では、特にJuggling Creativityの評価を高く受け、3位に入賞することができました。
大会で演技を披露する花田さん
獲得したメダル