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ミャンマー国JDSモニタリングミッション団が本学に来学!

2019.02.07
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 昨年12月20日(木)、ミャンマー国教育省と計画財務省から成る調整委員メンバーが本学生物資源環境科学府(以下、生資環)を訪問し、本学の人材育成奨学計画(JDS)による留学生および本学の指導教員がお迎えしました。
 人材育成奨学計画(JDS)とは、「社会・経済開発計画の立案・実施に関わり、当該国の課題解決に資する優秀な若手行政官等の人材育成」を目的として1999年度より開始された無償資金協力による留学生受入れ支援事業で、現地政府、国際協力機構、日本国際協力センター、大学の連携のもと、これまで多くの優秀な人材を輩出しました。生資環ではミャンマーの他、ラオス、ベトナム合わせて32人のJDS生が在籍し、セミナー、実地研修、国際農学フロンティア教育プログラムの講義聴講など、多彩なJDSプログラムを受けています。更に帰国後はフォローアップセミナーが開催され、指導教員等から将来的な研究展望についての協議やヒント等を得る機会を設けて、当該国と生資環との継続的研究交流を図っています。
 訪問団は農学部福田晋研究院長との挨拶の後、ミッションの第1部で、本学の指導教員からJDS生の学習状況についての報告を受けました。続いて第2部では、JDS小委員会委員長の土居克実教授よりJDS生受入の概況について説明の後、訪問団とJDS生との意見交換会が行われました。第3部の訪問団とJDS生との面談後、第4部では指導教員の研究室を見学し、今回のミッションを終了しました。第1部ではJDS生と共にミャンマーで調査中の指導教員から現地調査や学生の研究内容を紹介するPPTでのサプライズ参加の一幕があったり、意見交換中も訪問団からは終始質問の手があがり、学府におけるJDS生受入の状況をより仔細に理解いただくと共に相互の信頼関係を深める貴重な時間となりました。

左から、Tun Tun Naing計画財務省事務次官、Win Tun教育省教育調査計画訓練局長、福田研究院長、Myat Myat Maw教育省教育調査計画訓練局副課長

九州大学におけるJDS生受入概況の説明

指導教員3名、JDS運営小委員会教員8名、総勢11名でお迎え

農学部ウエスト5号館前にてミャンマーJDS生と

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電話:092-802-4508
Mail:agrryugakus★agr.kyushu-u.ac.jp
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