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令和3年度九州大学安全の日講演会を実施

2021.10.15
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 令和3年9月30日(木)に、令和3年度九州大学安全の日講演会を開催しました。
 本学では、平成28年9月に屋久島における授業実施期間中に本学学生が亡くなった事故を受け、過去の事故の記憶を決して風化させることなく、教育研究活動における安全の確保、事故災害の発生の防止、安全意識の向上を図るため、10月1日を「九州大学安全の日」に制定しています。
 平成29年度から毎年、安全の日の取組みの一環として、本学の教職員及び学生を対象に安全の日講演会を開催しています。5回目となる今回も昨年度と同様に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、Webによるライブ配信と録画版を後日配信する形式で実施しました。
 当日は、講演会に先立ち、上記の屋久島での事故、平成29年10月に発生した探検部合宿中の事故、及びこれまで亡くなられた方々に黙祷を捧げた後、石橋総長から、「健康に、かつ安全に学び、働き、教育研究活動を行うためには、構成員全員が安全衛生の重要性を認識して、積極的かつ継続的に取り組んでいかなければならない」旨の挨拶がありました。
 その後、交通心理学の専門家である志堂寺和則教授(九州大学大学院システム情報科学研究院)から、「交通事故を未然に防ぐために出来ること」と題し、交通事故の現状、交通行動の心理、疲れと眠気の影響、飲酒運転等に関する内容を主とした講演があり、本学構成員の交通事故の防止に関する知識の習得、安全意識の向上が図られました。
 また、内藤理事・事務局長(危機管理担当)及び福岡幸二教授(九州大学危機管理室)から、九州大学における事故等の現状について報告がありました。
 本学では、今回の講演会のように安全管理や安全教育に関する専門家等による啓発活動を毎年開催し、安全の確保、事故等の発生防止に繋がるよう、今後も取り組んで参ります。

参考Webサイト

石橋総長

志堂寺教授(九州大学大学院システム情報学研究院)

講演の様子

内藤理事

福岡教授

お問い合わせ

総務部環境安全管理課
電話:092-802-2075