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「社会課題の解決に向けたイノベーションの創出」

株式会社九電工との組織対応型連携について 2021.12.13
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調印式の様子(左から、石橋総長、佐藤尚文 株式会社九電工代表取締役社長)

 九州大学は株式会社九電工(以下、「九電工」)との間で、「社会課題の解決に向けたイノベーションの創出」において、組織対応型連携契約(以下、「本契約」)を2021年12月10日に締結しましたので、お知らせします。
 九電工グループは、持続可能な社会づくりに向け企業活動を通じた社会課題の解決に挑戦し、「脱炭素化社会の実現」や「地域公共インフラの維持・発展」に貢献していくことを経営戦略の根幹とし、「技術力の更なる探索と深化」「DXによる新たな価値創出」、「ダイバーシティの推進」を基本姿勢に取り組みを進めておられます。
 そのため、これらの実現にはその問題の構造を学際的な観点から分析し、イノベーションを創出することが必要となってきています。
 九州大学は2030 年に向けたビジョンとして「総合知で社会変革を牽引する大学」を掲げています。12学部の知の融合による総合知によって、社会課題を解決していくとともに、これまでの産学連携の取組をさらに推進してまいります。 
 本契約の締結により、まずは「再生エネルギーと蓄電池等を組み合わせた需要家向けのカーボンニュートラルシステムの構築」や、「ロボット技術を活用した設計・施工・計測等の高度化と省力化」のテーマに着手する予定です。今後は更に計画・設計・研究開発分野での連携協力の幅を広め、互いのリソースを生かした新たな共生モデルの構築を目指します。
 九州大学と九電工は、持続可能な社会づくりに向けて連携協力を推し進め、社会課題の解決に貢献できるよう努めてまいります。

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