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Spring Debate Camp 2022を開催

2022.03.28
トピックス

2日目対面参加者の集合写真(撮影のときのみマスクを外しています)

2022年3月19日から20日にかけて、共創学部KAPPAの支援を受けた学生団体ディベート・ブリッジ(代表・共創学部3年 榎本航征)が主催してSpring Debate Campを行いました。附属図書館の全面協力の下、ハイブリッド形式で開催し、1日目は94名(対面:7名、オンライン:87名)、2日目は89名(対面:7名、オンライン:82名)が参加しました。

1日目はゲストスピーカーとして、国際基督教大学教授の青沼智先生と九州大学学術研究者の加藤彰先生をお迎えし、青沼先生からは準備型ディベートを行う意義や準備の仕方について、加藤先生からは即興型ディベートの思考法についての講義が行われました。また、中央図書館の様子をスマートフォンで撮影しながらZoomで配信するバーチャルツアーも開催し、参加者からは「九州大学の図書館が想像以上に広く吃驚した」、「現代の図書館の役割を果たしている、素敵な図書館ですね。行きたくなりました」などの感想が寄せられました。

青沼先生の講義

加藤先生の講義

2日目は、「日本政府は、全ての事業主に定年制の廃止を義務づけるべきである」という全国高校生英語ディベート大会の2022年度論題について、主催団体代表の榎本さんが解説を行いました。その後、この論題で参加者の中高生がディベートを行い、聴衆がコメントを行うMini public debateを実施しました。
オンラインで参加した東筑高校1年の吉田彩乃さんは「今後の部活で、エビデンス調べやディベートをする上ですごく参考になりました!わからないところを質問しやすくて、本当に助かりました。ありがとうございました!」と感想を述べました。

今回のDebate Campには全国から多くの中学生、高校生、教員が参加し、ディベート活動を通しての中高大連携事業の可能性を感じさせるものとなりました。今後も様々な企画を通して、ディベートを通した教育・研究を推進していく予定です。

榎本さんの論題解説

お問い合わせ

言語文化研究院 教授 井上奈良彦
Mail:debate★flc.kyushu-u.ac.jp
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