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令和5年9月4日(月)、九州大学伊都キャンパス椎木講堂及びオンラインにて「未来社会デザイン統括本部&データ駆動イノベーション推進本部合同シンポジウム2023」を開催し、企業や自治体、大学関係者など学内外から約270名が参加しました。
まず初めに、両本部の本部長である石橋総長による開会挨拶と、株式会社日本総合研究所 常務理事 未来社会価値研究所長の足達 英一郎氏より来賓のご挨拶を頂いた後、招待講演として、慶應義塾大学 栗原 聡 教授より、「人とAIとの共生は必然か?~生成AIが人・社会に与えるインパクト~」と題してご講演頂きました。
その後、ご講演等頂いた栗原氏、足達氏に加えて、未来社会デザイン統括本部から脱炭素ユニットの髙田 仁 教授、医療・健康ユニットの山下 貴範 講師、環境・食料ユニットの岡安 崇史 教授、データ駆動イノベーション推進本部から、ラーニングアナリティクス部門の島田 敬士 教授が登壇し、未来社会デザイン統括本部シンクタンクユニットの小島 立教授をモデレーターとして座談会が行われ、「AIと未来社会について」をテーマにそれぞれの専門・研究分野の観点から意見交換が行われました。
午後からは2会場に分かれて、両本部の各ユニット、部門の活動についての事例紹介及び未来社会デザイン統括本部脱炭素ユニットによる代表取組紹介が行われたのに加え、本学の教職員・学生が、社会的課題の解決に向けた取組やアイデアを発表するポスターセッションが実施され、ポスター発表者と参加者で活発な質疑応答が交わされました。
ポスターセッションとあわせて事前に応募していた社会的課題解決に向けたアイデア・提言コンテスト2023の受賞者も決定し、表彰式を行いました。
最後に、未来社会デザイン統括本部副本部長である、荒殿理事・副学長/プロボストによる閉会挨拶があり、盛会のうちに幕を閉じました。
ポスターセッションの参加者からは、日頃話す機会の少ない異分野の研究者と情報交換をすることができ大変有意義だったとの声も頂き、この合同シンポジウムに参加した研究者や学生の分野の枠を超えた交流のきっかけとなり、総合知による社会変革に繋がる貴重な機会となりました。
九州大学VISION2030関連イベント担当
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