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令和5(2023)年11月11日(土)、福岡市と韓国・釜山広域市の産学界リーダーが日韓海峡圏の未来を考える「福岡-釜山フォーラム」(福岡側代表世話人・石原進九州旅客鉄道株式会社 特別顧問)の第16回会議(福岡会議)が九州大学伊都キャンパスにおいて開催されました。
福岡-釜山フォーラムは、平成18(2006)年に、福岡市と釜山広域市の民間レベルでの交流を軸に行政に対する提言機関として発足したもので、両市の企業やマスコミ、大学などのトップ計31名で構成され、年1回、両市を交互に行き来して開催されています。福岡市での開催はコロナ禍を経て6年ぶりとなりました。
会議では、「日韓海峡圏時代を拓く基盤構築の促進」が全体テーマとして設定され、福岡-釜山間の若者交流や経済・民間交流活性化について、活発な議論が展開されました。本学からは石橋総長、清水副理事(国際担当)が出席し、釜山側の大学関係者だけではなく、企業やマスコミ関係者と活発な意見交換を行いました。
第1セッションにおいては、未来につながる若者交流について両地域の総長・学長間で意見が交わされ、本学石橋総長からは、「Kyushu University VISION 2030:総合知で社会変革を牽引する大学へ」と題し、本学の紹介とともに、研究を中心とした大学間の連携及び産官学民それぞれの分野における協働の重要性について発表を行いました。
議長総括では、福岡・釜山両地域が未来志向の協力関係を構築することの重要性が確認されました。
次回の福岡-釜山フォーラムは、令和6(2024)年秋に釜山広域市で開催することが合意され、盛会のうちに終了となりました。