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令和6年10月24日(木)、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局の濱野 幸一(はまの こういち)事務局長、徳増 伸二(とくます しんじ)審議官、藤吉 尚之(ふじよし たかゆき)審議官が本学を訪れ、本学執行部等との意見交換及び伊都キャンパスの視察をされました。
はじめに、石橋総長ら執行部と本学が目指す「総合知で社会変⾰を牽引する⼤学」を実現するために策定した「Kyushu University VISION2030」の取組等について意⾒交換を⾏いました。
次に、カイコバイオリソース研究施設で藤井 告 農学研究院准教授より本学におけるカイコ研究の歴史や研究・課題等について説明を受けられた後、色や大きさが異なるカイコの幼虫や繭を見学されました。
続いて、栗田 喜久 農学研究院准教授より、本学水産実験所が地域自治体・地元企業と共同して行っているサザエ養殖やAIを活用したブルーカーボン研究について説明を受けられ、実際に廃棄食材のキャベツを餌にした甘味の強いサザエを試食されました。
最後に、中尾 実樹 農学研究院長より、農学研究院が取り組む博士人材育成の取組やゲノム編集を用いた養殖技術の研究について説明を受けられ、地元自治体や企業との共同研究について意見交換が行われました。
全体を通して濱野事務局長からは、産学連携や地方創生、博士課程人材の育成など、本学の取組に対して大きな期待が示されました。