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2025年2月17日(月)から27日(木)の11日間、本学の短期留学プログラムASEAN in Today’s World (AsTW) が、インドネシアのガジャマダ大学で開催されました。
AsTWプログラムは、近年の国際社会において影響力を増しているASEAN地域にフォーカスし、アジアの発展を担う次世代の人材育成を目的とし、本学留学生センターが2008年度から運営しています(コーディネーター教員 木下博子准教授)。ASEAN諸国の有力大学との間でコンソーシアムを形成し、毎年コンソーシアム大学をホストとして実施しています。17回目の開催となった今回は、本学、ASEAN諸国およびコンソーシアム大学から合計18名の学生が参加しました。日本、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナムから参加した学生たちは、講義やグループワーク、ディスカッション、フィールドトリップ、文化体験、ドミトリーでの共同生活により、国や文化の違いを超えた相互理解を深めることができました。
初日の開講式には岩田健治 九州大学留学生センター長が出席。参加学生やコンソーシアム大学※から出席いただいた各代表者を前に歓迎の辞を述べました。
開講式でスピーチする岩田留学生センター長
フィールドトリップ時の参加者集合写真
プログラム期間中、ASEAN地域に共通する社会課題(人権、災害、多文化共生、ジェンダー等)について議論を重ね、参加学生の多用な意見に感化され学びを深めました。最終日に実施されたコンペティション形式のプレゼンテーションでは、本学学生もグループワークの成果を大いに発揮しました。
最終日の閉講式では、許斐ナタリー 九州大学副理事やガジャマダ大学からの代表者がスピーチで参加者を労い、各学生には参加証書が授与されました。
講義中のグループワークの様子
閉講式後のお別れ会の様子
なお、次回のAsTW2026は、ベトナム国家大学ハノイ校を共同実施大学とし同大学で開催予定です。
※AsTWコンソーシアム大学:マヒドン大学、アテネオ・デ・マニラ大学、ベトナム国家大学ハノイ校、マラヤ大学、ガジャマダ大学