Topics トピックス
2025年7月9日(水)、国連大学学長・国連事務次長であるチリツィ・マルワラ様をはじめ、山口しのぶ様(国連大学サステイナビリティ高等研究所長)、堀尾多香様(大学院プログラム事務局長)が九州大学伊都キャンパスを訪問されました。今回の来訪は、国連および国連大学が推進する持続可能な開発目標(SDGs)に関する取り組みの紹介と、日本の大学との連携強化を目的としたものです。
椎木講堂、特別応接室で行われた意見交換会には、石橋総長、岩田理事、ローレンス副学長、許斐副理事、田中准教授(アジア・オセアニア研究教育機構)が出席しました。岩田理事からは、九州大学におけるSDGs関連の取り組みについてプレゼンテーションが行われ、続いて国連大学の活動紹介を交えながら、持続可能な社会の構築に向けた大学の役割や国際連携の可能性について、活発な意見交換が行われました。
意見交換会での集合写真
その後、中央図書館4階「きゅうとコモンズ」にて、共創学部の授業「レクチャーシリーズ」の一環として、マルワラ学長による講話「UNU and its Role in Advancing SDGs」が実施されました。講話では、国連大学の設立経緯やグローバルネットワーク、SDGsに関する研究・教育活動について紹介されるとともに、AIを活用したSDGsに向けた取組の進化や高等教育機関の果たすべき役割についても言及されました。
講話後の質疑応答では、学生から積極的な質問や意見が寄せられ、国際的な課題への理解を深めるとともに、自らの将来の役割について考える貴重な機会となりました。
今回の訪問は、国際的な視点からの学びや交流の機会となり、本学におけるSDGs推進のさらなる発展に向けた一歩となりました。
マルワラ学長による講話
山口所長によるUNU教育プログラムの説明
共創学部生との集合写真