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本学学生が「2012-2013 Hydrogen Student Design Contest」でGrand Prize(最優秀賞)を受賞!

2013.07.05
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 本学大学院工学府水素エネルギーシステム専攻の修士課程学生が,米国エネルギー省とNational Hydrogen Associationが主催する“Hydrogen Student Design Contest”(現在はHydrogen Education Foundationに移管)でGrand Prize(最優秀賞)を受賞しました。2013年6月25日に米国ワシントンDCで開催されたACT EXPO 2013(Alternative Clean Transportation:代替燃料と先端輸送技術に関する北米最大のコンベンション)の中で行われた授賞式には,応募チームメンバーの9名が出席し,賞状とトロフィーを授与されました。
 本コンテストは,来る水素経済社会に先駆けて若手研究者の育成を目指して開催されており,社会実証可能な学術的質の高いコンテストとして知られています。
本学では,同専攻修士課程の学生を対象にした講義「技術マネジメント」の一環として,2010-2011年の回より同コンテストに参加しています。(前々回は6位,前回は8位入賞。)
 この講義は,同専攻だけでなく大学院経済学府産業マネジメント専攻(ビジネススクール(QBS))と連携し,水素エネルギーや関連技術の社会普及やビジネス化に関する幅広い知識やスキルの修得を目的として2010年から開講しており,昨年11月,高田仁経済学研究院産業マネジメント部門准教授のもと,受講者を中心とした12名のチームを結成し,約半年かけて提案書を作成,今年5月に応募しました。“Development of a Hydrogen Production and Fueling Infrastructure in the Northeastern United States”というタイトルで応募した提案には,投資コストを抑えるため普及初期に可搬式水素ステーションを採用,FCV普及時期ごとに想定したメインユーザー層にマッチするよう水素供給網を構築,などのアイデアが盛り込まれ,その独自性,実現可能性が高く評価され,Grand Prize(最優秀賞)を受賞しました。

 

<本コンテスト応募チームメンバー>
津田 和人(M2),豊福 泰大(M1),安谷屋 佳祐(M1),小林 直也(M1),進藤 孝介(M1),高木 貴大(M1),高田 将(M1),永松 洋平(M1),Liana Christiani(M1),馬場 信吾(修了生,参加時M2),三好 航太(修了生,参加時M2),平田 恭平(修了生,参加時M2)

 

※本活動の一部は,文部科学省プロジェクト経費「産学官地域連携による水素社会実証研究」の支援で行われました。関係各位に感謝します。

 

【写真】
(上)授賞式でのトロフィー授与の様子
(中)授賞式会場でのメンバー集合写真
(下)応募チームが提案した2025年New Yorkにおける水素ステーション配置