日中韓合同キャンパスアジアプログラムサマースクールを開催
2015.09.02
トピックス
平成27年8月17日(月)から27日(木)にかけて,筑紫キャンパスや本学九重研修所(大分県玖珠郡九重町)などにて,キャンパスアジアプログラム(文部科学省「大学の世界展開力強化事業(キャンパスアジア中核拠点形成支援事業)」)のサマースクールを開催しました。サマースクールは,本プログラムの協働校である本学,上海交通大学,釜山大学校の三大学の大学院が輪番で主催することにしており,今年度は韓国での中東呼吸器症候群MERSの影響で釜山大学校に代わり本学総合理工学府が主催しました。 サマースクールの参加者102名(本学から33名,上海交通大学から39名,釜山大学校から30名)は,エネルギー環境理工学に関する授業,演習やセミナーを履修し,修士1年は本学府内16研究室での実験や演習,英語での学習成果の発表を行い,また修士2年は,修士論文中間発表として英語でのプレゼンテーションを行いました。その他,学生の交流効果を高めるため,九州大学九重研修所での合宿,校外学習として九州電力八丁原地熱発電所や新日鐵住金大分製鐵所も見学しました。 学生らは,積極的に授業・演習・セミナーを履修し,また,様々な国の学生との交流も深めることで国際化を体験する貴重な機会となりました。更には今後の自らの勉学や研究への係わり方を見つめ直す有意義な機会にもなり,英語能力の向上や今後の学習・研究へのモチベーションを高めていたようです。 キャンパスアジアプログラムでは,このサマースクールをいかして,第2期生となるダブルディグリー生の輩出,プログラムのオープン化,新しい学位制度による国際連携大学院の設立など,日中韓大学コンソーシアムの拡大・展開を図っていきます。
参考Webサイト
エネルギー環境理工学グローバル人材育成のための大学院協働教育プログラム
写真 (上)九重研修所での講義 (下)八丁原地熱発電所での集合写真
お問い合わせ 総合理工学府キャンパスアジアオフィス TEL:092-583-7631,7632 FAX:092-583-7640 E-mail:campusasia★tj.kyushu-u.ac.jp ※メールアドレスの★を@に変更してください。 |