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平成21年11月13日(金),伊都キャンパスの水素ステーションにおいて, 今回のFCVの長距離走行実証は,FCVの技術の進歩,特に航続距離(フルの燃料で走ることが可能な距離)がガソリン車と同等までになったことを示すことを目的として,水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFC)が実施したものです。 走行実証には,トヨタ自動車,日産自動車,ホンダの最新の3台のFCVが参加し,11月11日(水)に東京霞ヶ関をスタートしました。FCVはその後途中2回の水素充填を行いながら高速道路を中心に走行し,東京から福岡までの約1,170kmを完走しました。 式典に先立ち3台のFCVが会場である水素ステーションに到着すると,関係者から大きな拍手が起こりました。式典においては,財団法人石油産業活性化センター亀井隆徳常務理事による主催者挨拶等の後,九州大学を代表して,村上敬宜理事・副学長が「FCVは環境に優しいだけでなく,長距離走行が可能であることをアピールできたことは大変意義がある。これからも産官学総力を挙げて水素関連の研究に邁進していきたい」と挨拶を行いました。また,麻生 渡福岡県知事が,長距離走行実証完走確認書にサインを行いました。
【水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFC)】
【写真】 (上)3台のFCV(左から,トヨタ自動車「FCHV-adv」,日産自動車「エクストレイル FCV」,ホンダ「FCXクラリティ」) (中)到着を祝って関係者で記念撮影 (下)九州大学の法被を着て燃料電池自動車の到着を待つ学生
(広報室) |