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公開日:2008.02.07
トピックス
九州大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は2007年5月に大学間学術交流協定を調印しており、本学工学研究院の応用化学部門とUCLAのCNSI(California Nano-Systems Institute)も併せて学術交流協定を締結しています。
世界最先端の研究交流 | |
若手研究者が世界に羽ばたくきっかけに 2日目の30日(水)には、本学の新海征治工学研究院教授による“Supramolecular Architectures Created Using ‘Polymers’ as Building Blocks”と題する基調講演、UCLAのJeff Zink教授による“Meso-structured Nanoparticles and Molecular Machines for Drug Delivery and On-Command Release”と題する基調講演が行われ、会場を埋め尽くした多くの研究者や学生から活発な質問が出されていました。このセッションには、分子機械、超分子化学の分野を新海教授とともに先導するCNSI初代所長のSir Prof. J. Fraser Stoddart(Northwestern University)がシカゴから特別に駆けつけられ、新海教授を紹介しエピソードを披露するという心暖まるハップ二ングがあり、会場を驚かしました。
新たな国際産学連携の創出に向けて シンポジウムの閉会に際して、今後この交流をさらに進めていくために、次回は九州大学でジョイントシンポジウムを開催することや学生や若手研究者の相互受け入れなどについて意見交換がなされ、お互いに積極的に進めようということになり、盛会の内に終了しました。
※シンポジウムのプログラムはこちら | |
舞台は世界に
この度のジョイントシンポジウムならびにシリコンバレー企業訪問のコーディネートを行った松尾正人カリフォルニアオフィス所長は、「九大生には英語で自分を表現し、世界的な視野で物事を考える真に優秀な人材に育って欲しい。カリフォルニアオフィスとしても今後も様々な施策を展開し応援していきたい」と期待と抱負を述べていました。
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