This website (all pages under https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/) is automatically translated.
Please note that pages of academic units linked from this site, as well as external websites, are not subject to automatic translation.
To revert to the original Japanese while automatic translation is active, please click "Automatic Translation."
Please be aware that automatic translation is a mechanical process and may not accurately convey the intended meaning. In addition, images and charts may not be translated.
For accurate information, please refer to the Japanese version.
For some articles, an English version translated by our specialist staff is available. To view it, click "English" in the upper right corner of the screen.
本サイト(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/ 配下のページ)では自動翻訳システムを使用しています。
本サイト内からリンクされている部局のページや外部サイトについては、自動翻訳の対象外となります。
翻訳適用中に、「Automatic Translation」をクリックすると元の日本語表示に戻ります。
自動翻訳は機械的に変換を行うため、意図が正確に反映されない場合や、画像・図表が翻訳されない場合があります。あらかじめご了承ください。
正確な情報については日本語表示の状態でご確認ください。
なお、一部の記事については、専門スタッフが翻訳した英語版もご用意していますので、画面右上の「English」をクリックしてご覧ください。
About 九州大学について
将来、医療技術者として人命を預かる重大な職務に就く使命感に燃え、明日からの勉学に胸を膨らませ、この晴れがましい入学式に集っておられる皆さん、入学おめでとうございます。また、新入生が将来の希望を叶えられるように、今日まで支えてこられた御家族の方々に心からお祝い申し上げます。
皆さんは将来、人命を預かる崇高でかつ厳しい職業に就く道を選択され、それに十分応えられる医療知識と技術、そして人間性、倫理観を養うために本学に入学されたのです。
九州大学医療技術短期大学部は、九州大学附属看護学校、診療放射線技師学校、衛生検査技師学校を前身として、1971年に全国で2番目に設立されました。さらに、1978年に専攻科助産学特別専攻を加え、3学科、1専攻を備えた、日本で有数の歴史と伝統を持つ短期大学部であります。短期大学部の前身の附属看護学校は、九州大学医学部の前身である福岡医科大学の母体となりました福岡県立病院の看護婦見習い生教育課程にまで遡ることとなり、百年以上の歴史と伝統をもつこととなります。皆さんが、本日より3年間、専攻科では1年に亘って勉強する病院キャンパスは、東京、京都、東北に次ぐ第四の帝国大学の設立を目的に1903年に京都帝国大学附属の福岡医科大学が設立された場所で、百年に亘って日本の医学・医療を先導し、指導してまいりました。
現在、病院キャンパスの中央に、国立大学附属病院として最大の1,208床を有する最新鋭の病院が建設中で、第Ⅰ期工事が昨年10月に完成し、4月1日より外科系が診療開始しております。新病院はさらにⅡ期、Ⅲ期と工事を行い平成18年度末に完成予定であります。また、医学部附属病院、歯学部附属病院と生体防御医学研究所附属病院は統合し、枠組みを超えた医療や医学の教育・研究が、さらに充実していくことになるでしょう。
また、医学部創立75周年に設けられた記念庭園には、スウェーデンの彫刻家、カール・ミレス作の世界で5つしかない「神の手」の彫像があります。この作品は、神の手とされる大きな掌に全ての自らの運命を委ねながらも、なお光を求めて空を仰ぎ、希望を捨てない人間の姿を象徴しており、患者の方々や病院地区の関係者の方々の心を癒してくれるものと信じています。
九州大学は大学院重点化大学であり、日本における教育・研究の中核的拠点形成大学であります。「21世紀プログラム」、「学府・研究院制度」など日本の他大学で類を見ない斬新な大学改革を進めております。九州大学は総合大学ですから、皆さんが求める心があれば、いかなる知識も得ることのできる恵まれた教育・研究環境にあります。病院地区には、医学部、歯学部及び薬学部の学生も教育と研究の指導を受けており、将来医療の場で皆さんとチームを組むことになります。現代の医療は極めて高度の専門性が要求され、チームを作って患者の皆さんの治療に当たることになります。そのため、各医療人の高度の専門知識と技術の修得は勿論ですが、チーム医療を円滑に行うためには、お互いに良好な人間関係を築く必要があり、皆さんには、協調性に富む幅広い人間性が求められます。
近年の科学・技術の発展のスピードは著しく速く、人間の理解が追いつかないことがあります。しかも科学・技術の進歩がともすれば人間の倫理や環境への制約を超えた領域まで踏込み、人間性を侵す可能性も出てきました。人間の尊厳とは何か、社会倫理、自然現象への挑戦に対して、現実問題としてバイオ、環境、情報通信、エネルギー等の進歩・変化の許されるスピードと範囲を真剣に考えることのできる人材育成も必要です。医学・医療技術の目覚ましい進歩が、その技術の理解のスピードを超えたとき、またその進歩・変化に対する心構えが充分でないときに、常識では考えられない医療事故が起こる確率が著しく高くなります。医療が高度になればなるほど、単純ミスが大事故に繋がりやすく、これには細心の注意と二重、三重のチェックが必要です。また、医療チーム内での信頼、患者と医学・医療を施す人たちとの間の信頼も、医療事故の低減に不可欠です。最近の新聞のニュース、政治の腐敗、農業政策、薬事の問題等、社会組織の基礎となる信頼がこれ程損なわれている時代はありません。それ故、人間間の信頼を揺るぎないものにしていく必要があります。これから皆さんが勉強し、病棟実習を受ける所には、身体や精神など、どこか病める方々がおられます。病める方々から信頼を受け、豊かで信頼に足る医療を構築することが必要です。病気を診るのではなく、知性と感性を備えた人間全体を診る心構えが不可欠です。
弱い立場にある患者の方々に生きる力を与え、病気に勝つ力を与えるには、医療技術の他に医療する側の人々の人間愛が何よりもまして重要です。この人間愛は、皆さんが卒業後、将来就くであろう職種にはもっとも大切なことであります。ただ人間愛と言葉で言うのは簡単ですが、どのような立場、状況にあっても、人間愛を持って他人に接するには、常日頃の精神の修養以外にありません。
そのためにも入学後は、専門教育は勿論ですが、幅広い教養を身につけてください。さらに、学業以外のスポーツや文化活動に参加し、多くの友人を得て、社会生活に必要なルールや協調性を身につけるとともに、豊かな人間性の涵養に努めてください。皆さんが卒業後に選ばれるであろう職業は、決して安易なものでなく、自らのことより他を優先して考え、行動しなければならない厳しいものであります。しかし、その苦労と引替えに得られる喜びは、一般の職業では得られないものです。すなわち、病が癒え、生を得た喜びに安堵する患者の方々の感謝の気持ちに触れ、ともに喜び合える幸福感、満足感は、他の何物にも代え難いものであります。
皆さんの将来には多くの活躍の場が待っております。民族、政治、宗教、信念に関係なく、人々が質の高い尊厳ある生を全うするよう努めるのが医学・医療を施す人達に課せられた使命です。
皆さんが目指す崇高な医療人としての自覚をお願いし、本学での学生生活が、専門教育・医療技術とともに人間性の修養にも実り多いことを願って、告辞といたします。
平成14年4月5日
九州大学医療技術短期大学部
学長 梶山 千里