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Research Results 研究成果
茨城大学(学長:三村信男)の岡田誠教授、国立極地研究所(所長:白石和行)の菅沼悠介准教授、千葉大学(学長:徳久剛史)の亀尾浩司准教授、国立科学博物館(館長:林良博)の久保田好美研究員を中心とする22機関32名からなる研究グループは、千葉県市原市にある地層「千葉セクション」が地質時代の国際標準模式地(Global Boundary Stratotype Section and Point、GSSP(後述))に認定されるよう、本日、国際地質科学連合(International Union of Geological Sciences、IUGS)の専門部会に提案申請書を提出します。千葉セクションは地質時代のうち、更新世の前期と中期の境界(約77万年前)を示しており、この境界のGSSP認定に向け、千葉セクションのほかに、イタリアにある2つの地層の申請書がそれぞれ提出される見込みです。
IUGSでの審査の結果、千葉セクションがGSSPとして選定された場合は、約77万年前~12万6千年前の地質時代に対する名称として「チバニアン」(「千葉の時代」の意)を提案します。
<GSSPについて>
地球の歴史をひもとく、つまり過去の地球環境の変遷を明らかにすることは、人類の根本的欲求であるとともに、地球環境変動の将来予測においても極めて重要です。地質学では、地球上の岩石が形成された年代や生物化石等の変遷に基づいて、地球の歴史を115の時代に分けています(地質時代)。そして、地質時代区分を標準化するため、それぞれの地質時代境界について地球上で最も観察・研究をする上で優れた地層1カ所をGSSPと認定しています。たとえば、恐竜が絶滅した白亜紀と古第三紀の境界(約6600万年前)のGSSPはチュニジア北部のエル・ケフ近郊にあります。ただし、時代区分の定義、名称や年代などは絶えず見直されており、また、まだGSSPが決定していない地質時代もあります。
更新世の前期と中期の境界は、これまでで最後の地球の磁場逆転が起きた時期で、まだGSSPが決まっていない境界のひとつです。この境界のGSSPとして認定されるためには、いくつかの推奨条件が提示されており、その条件のなかでとくに重要なものは以下の3つです。
1. 海底下で連続的に堆積した地層であること
2. 地層中に、これまでで最後の磁場逆転が記録されていること
3. 地層の堆積した当時の環境変動が詳しく分かること
この境界のGSSPには、房総半島の中央部、千葉県市原市の地層「千葉セクション」のほかに、イタリア南部のモンタルバーノ・イオニコ(Montalbano Jonico)、同じくイタリア南部のヴァレ・デ・マンケ(Valle di Manche)の地層も候補に挙がっています。
千葉セクションがGSSPに選定されれば日本初のGSSPとなり、また、地質時代名称として初めて日本の地名が使われます。研究グループは、千葉セクションのGSSP申請に向け、上述の推奨条件を満たすことを示すため、数年にわたり研究を進めてきました。
図1: 千葉セクション(千葉県市原市)の位置。