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当日の午後には、九州大学五十周年記念講堂において,来賓、名誉教授、教職員などあわせて約800名が出席して統合記念式典が盛大に催されました。 記念式典は、両大学学生の混成によるオーケストラの演奏で幕を開けました。 梶山千里総長は式辞の中で、「統合により、教育面では両大学学生はより多彩な科目の履修が可能となり、研究面では、芸術的感性を基盤とする芸術工学と幅広い諸科学とが連携し、新しい価値を創造しうる研究が可能となる。新しい九州大学で、両大学の個性を保ちつつ新しいものを生み出したい」と述べました。また瀧山龍三前九州芸術工科大学長は、「変革の時は飛躍の時。新生九州大学が大きく羽ばたくことを期待します」と挨拶しました。 このあと、「我が国の発展に多大な貢献をしてきた両大学の新たな門出は、我が国の大学改革の中でも特筆されるべき重要な一歩」との河村建夫文部科学大臣の祝辞を結城章夫文部科学審議官が代読。続いて山崎広太郎福岡市長が、「両大学が統合することにより、より充実した教育・研究環境のもと、九州・アジアにおける学術研究を一層リードする大学になられることと期待します」と祝辞を述べました。 式典の最後にアトラクションとして、九州大学混成合唱団の合唱と、九州大学応援団の演舞が披露され、会場から盛んな拍手を浴びていました。 夕刻からは市内のホテルで来賓、名誉教授、教職員など約350名の出席のもと、統合記念祝賀会が催されました。梶山九州大学総長の挨拶に続き、麻生渡福岡県知事、長尾真京都大学総長、杉岡洋一前九州大学総長、吉田将元九州芸術工科大学長の来賓祝辞、そして重渕雅敏東陶機器株式会社会長の音頭による乾杯で、両大学の統合を祝いました。 歓談の間は、両大学学生がジャズの生演奏を行い、佐藤陽彦芸術工学研究院長の挨拶、最後に中野仁雄九州大学副学長の閉会の挨拶で、盛会の内に閉会しました。 |