平成26年12月13日(土),箱崎キャンパスにて,法学研究院の大賀哲准教授が「服のチカラ」講演会を開催しました。「企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)」と「グローバルに働く」をテーマに,(株)ファーストリテイリングCSR部グローバルCSRチームの鈴木翔子氏をお招きして活動をご紹介いただきました。 講演では,着なくなった服を国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とのパートナーシップのもと世界中の難民に寄贈する衣料の回収活動や,ビジネスを通じて現地の貧困・雇用・産業発展などの問題解決に持続的に貢献することを目指したソーシャルビジネスについて紹介していただきました。 また,「グローバルに働くこと」について,鈴木氏ご自身の経験も踏まえてお話いただきました。仕事をする上で英語が必要というだけでなく,日々のコミュニケーションを通じて仕事上のパートナーの文化・慣習への理解を深め,相手とのより良い人間関係を築くことが重要であるというお話をいただきました。 当日は学部生を中心に40名ほどの学生が参加し,講演の後も活発な質疑応答がなされ盛況でした。「何になりたいか」ではなく,「何をしたいか」という視点から将来の進路を考えた方が良いというとても有益なお話など,学生たちにとっては「働くこと」と「世界を変えること」を結びつけて考える機会となりました。
【写真】 (上)講演の様子 (中)CSR活動の紹介 (下)「服のチカラ」プロジェクト
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