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九州大学箱崎キャンパス内で石積み遺構を発見―元寇防塁か?― 一般公開を実施

公開日:2016.09.27

 

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 平成28年9月21日(水)に本学の箱崎キャンパス中央図書館前南地点で発見した石積み遺構の一般公開を行いました。当日は晴天に恵まれ,350名を超す来場がありました。
 現在,本学埋蔵文化財調査室は,箱崎キャンパス内で,九州大学統合移転事業にともなう埋蔵文化財調査を進めています。
 中央図書館の南脇地点で発掘調査を行ったところ,加工痕のある大型の礫岩を直線状に並べた石積み遺構が発見されました。博多湾の旧海岸線に並行して南北17m以上残っており,裏込石をかませて礫岩を3段以上積み上げた部分もあります。発見された石積み遺構は,場所や構築方法などから,文永の役(1274年)後,蒙古襲来に備えて薩摩国が造営分担したとされる元寇防塁の一部である可能性が高いと考えられます。
 福岡市東部では,ここまで保存状態が良好な元寇防塁が発掘調査・記録された事例はほかにありません。本遺構は福岡市東区箱崎の貴重な文化遺産であり,日本の歴史を代表する遺跡である可能性が非常に高いものです。今後,追加調査を実施し,規模・構造の詳細を明らかにしていく予定としています。
 なお,本石積み遺構は発掘調査期間中(~10月14日(金)まで),どなたでも見学可能な状況となっています。ただし,天候や発掘調査の状況によっては見学できない場合もありますので,以下の問合せ先へご確認をお願いします。

来場者への説明を行う埋蔵文化財調査室 宮本一夫室長

説明に熱心に聞き入る来場者

発見した石積み遺構

現地説明会資料(2.55 MB)

お問い合わせ

企画部統合移転推進課企画調整係
電話:092-642-7135
FAX:092-642-7373
Mail:kititen★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

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