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椎木正和感謝コンサートを開催

2017.07.24
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 平成29年7月22日(土)、本学伊都キャンパス椎木講堂コンサートホールにおいて、椎木正和感謝コンサートを開催しました。
 この催しは、平成28年7月16日に逝去されました椎木講堂の寄贈者である椎木正和氏のご功績を偲び、ご厚情に感謝するため、国立大学法人九州大学、九州大学病院、九州大学ユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センター、公益財団法人九州交響楽団、公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団、築上町、公益財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団、日本赤十字社福岡赤十字病院の8団体からなる「椎木正和感謝コンサート実行委員会」が主催し開催したものです。
 コンサートでは、はじめに実行委員長である久保総長より挨拶があり、椎木正和氏が椎木講堂の建設過程で何度も本学に足を運ばれたことやクラシック音楽に対して強い思いをもたれていたことなどを紹介しました。
 続いて、別府アルゲリッチ音楽祭総合プロデューサー伊藤京子氏によるピアノ「ショパン/バラード第一番 ト短調 作品23」、九州交響楽団音楽監督小泉和裕氏指揮、九州交響楽団による管弦楽「ドヴォルザーク/交響曲第9番 ホ短調 作品95『新世界より』」が演奏されました。
 椎木正和氏は、「クラシック音楽に縁もゆかりもない方々にも聴いてもらい、楽しんでもらい、生活の一部に感じてもらえるようなコンサートを提供しよう」との思いから、九州交響楽団の室内楽を中心にした無料のロビーコンサートを平成元年から平成20年まで200回にわたって開催されました。また、地方からの芸術文化発信に尽くす伊藤京子氏の思いに共感し、アルゲリッチ芸術振興財団の理事として財団の活動を支援されました。「別府アルゲリッチ音楽祭」は本年5月の開催で19回目を迎え、国内外にファンを増やし別府の町に根付いています。
 今回の椎木正和感謝コンサートは椎木正和氏の思いに応えられるような催しを目指し、椎木正和感謝コンサート実行委員会各団体からの招待者のほか、地域の皆さまや音楽団体、近隣の中学校、高等学校など多くの方々をお招きし、当日は約1,500人の来場者が素晴らしい演奏を満喫していました。

久保総長の挨拶

伊藤京子氏のピアノ演奏

九州交響楽団の演奏

演奏に耳を傾ける来場者

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