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「はやぶさ2」打ち上げ応援イベントを実施

2014.12.12
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 平成26年11月30日(日),伊都キャンパスの椎木講堂において,小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げ応援イベントを実施しました。
 平成22年に地球へ帰還した「はやぶさ」のカプセルの開発や微粒子サンプルの分析には,本学理学研究院の研究者らが深く携わりました。その研究者らが,後継機となる「はやぶさ2」に搭載する装置の開発に再び取り組んだことから,今回の応援イベントを実施しました。

 「はやぶさ2」の打ち上げ予定は,当初11月30日(日)13時24分24秒で,会場では宇宙航空研究開発機構(JAXA)提供のライブ映像によるパブリックビューイングを行う予定でしたが,悪天候により打ち上げ延期となりました。しかし,開発に携わった理学研究院の岡崎隆司助教をはじめ,奈良岡浩教授,基幹教育院の野口高明教授による「はやぶさ」「はやぶさ2」の解説や,「はやぶさ2」が搭載するサンプラーキャッチャ・コンテナ(試行品)や本学が所蔵する隕石・鉱石等の学術資料の展示などは予定どおり行われ,小・中学生を含む一般市民の方,本学の教職員など合わせて約500名が来場しました。また,会場には「はやぶさ2」のオフィシャルサポーターである「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」のキャラクター「ジバニャン」「フユニャン」が登場し,イベントを盛り上げました。

 なお,「はやぶさ2」は当初の予定から3日後の12月3日(水)13時22分4秒に打ち上げられ,平成32年末に帰還する予定です。小惑星のサンプルを持ち帰ることにより,地球や生命の起源を探ることを目指しています。

 

【写真】
(上)「はやぶさ2」のミッションの解説を行う岡崎助教
(中)学生による鉱石の展示企画
(下)本イベントの企画に参画した学生と「ジバニャン」「フユニャン」