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第4回世界社会科学フォーラム(WSSF)を開催

2018.11.02
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 平成30年9月25日(火)から28日(金)にかけて第4回世界社会科学フォーラム(WSSF)が皇太子同妃両殿下のご臨席のもと、アジア太平洋地域で初めて、福岡国際会議場で開催されました。世界から80カ国近くの研究者や政策担当者・ジャーナリストらが約1000名集まり、 世界の喫緊の課題である「持続可能な未来のための安全と平等」をメインテーマに9つのサブテーマを取り上げ、その達成に向け、研究分野の垣根を超え討議しました。本フォーラムは人文社会科学系では最大の国際会議です。
 25日(火)に執り行われた開会式では皇太子殿下よりお言葉を賜り、松山政司内閣府特命担当大臣(当時)、小川洋福岡県知事、髙島宗⼀郎福岡市長よりご挨拶を頂きました。またダヤ・レディ国際学術会議(ISC)会長、山極壽一日本学術会議会長、宮本一夫大会委員長、久保千春総長が歓迎の辞を述べました。最後にエリサ・ライス世界社会科学フォーラムプログラム委員長・ISC副会長より閉会の辞が述べられました。
 学術の面では、パーサ・ダスグプタ氏(英ケンブリッジ大学経済学部フランク・ラムゼイ名誉教授)をはじめとした、世界的に著名な人文科学者、社会科学者を講演者、発表者に迎え、100個に及ぶ大小さまざまなセッションを開催しました。27日(木)には親睦会であるバンケットを催し鏡開きや本学の邦楽部による雅楽演奏が行われ、世界からの参加者に日本文化を堪能していただきました。多くの参加者から本大会について大変満足いくものだったと感想が寄せられております。
 さらに29日(土)には伊都キャンパス移転完成を記念してWSSFで基調講演いただいた方々を伊都キャンパスイーストゾーンにお招きし、Workshopと公開特別講演会を開催致しました。
 本フォーラムにおいて本学が先頭に立って成功に導いたことにより、本学の国際的なプレゼンスを高めることができました。また会議母体の国際学術会議(ISC)の設立にふさわしく、社会科学のみならず自然科学を含めた研究者による超学際的な議論が可能なプラットフォームを形成できました。

WSSFについて
WSSF 2018 Fukuoka(http://www.wssf2018.org/
開催期間中の様子(http://www.wssf2018.org/files/Photos.pdf) 

ISCについて
International Science Council(https://council.science/about-us

皇太子殿下のお言葉

皇太子同妃両殿下

久保千春総長

宮本一夫大会委員長

ダヤ レディー国際学術会議会長

エリサ ライス 国際学術会議副会長

鏡開き

九州大学邦楽部