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公開日:2019.12.09

過去最大級の参加人数で盛大に開催 QS-APPLE2019カンファレンス

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 2019年11月26日(火)から28日(木)にかけて、QS社を主催、本学をオーガナイジングパートナーとして第15回QS-APPLE(※1)2019が開催されました。日本では初開催となる今回、世界約40カ国から過去最大級の700名を超える参加者が福岡国際会議場に集い、「第四次産業革命と高齢化社会:変わりゆく大学の役割」をテーマに、連日の総会や分科会を通して交流を深め、各国の高等教育事情に関する最新情報、成功例や新規の取組の共有などを行いました。

 26日(火)は、高等教育が直面している問題について大学教員と学生が討論する「QSスクエア・ディベート」で幕を開けました。本学からは髙田仁教授(経済学研究院)と北川夏子さん(農学部4年)が登壇し、「高齢化社会、ポスト産業革命4.0において大学は妥当性を維持できるか」をテーマに熱論を交わし、会場を大いに沸かせました。午後の総会は、本会議の実現に際してさまざまなご協力をいただいた三機関の代表である芦立訓文部科学審議官、服部誠太郎福岡県副知事、中村英一福岡市副市長の来賓挨拶で始まりました。続いて、馬奈木俊介主幹教授(工学研究院教授)の基調講演が行われました。馬奈木主幹教授は「新国富指標」の提唱者のひとりとして国際的に著名な経済学者および都市工学者ですが、新国富指標の実装にも関わっており、QS-APPLEでは高齢化社会に照準し、「高齢化社会における持続可能性に向けた取組み(Progress towards Sustainability in Ageing Society)」について講演しました。その後、ホテルニューオータニ博多へ場所を移して、各種授賞式が行われましたが、本学はクリエイティブ賞・ホームページ部門(Best International Website Page)で銅賞をいただきました。その後、力強い和太鼓の演奏を幕開けに晩餐会が始まり、会の途中では、本学邦楽部による古典音楽が参加者を魅了し、日本文化を美しく印象付ける夕べとなりました。

 27日(水)の総会の一つである「QSダイアローグ」では、大卒の雇用主である民間企業の代表者と大卒を教育する立場にある大学の代表者の二手に分かれ、「雇用者は明日の大学卒業生に何を求めるか、また大学は明日の雇用者が何を欲していると思うか(What do employers want from tomorrow’s universities graduates? What do universities think tomorrow’s employees need?)」という問いをめぐり異業種間討論を行いました。大学サイドからは、マヒドン大学(タイ)ならびにナンヤン工科大学(シンガポール)の教員が、企業サイドからは、三井物産の中山あやこ氏(人事総務部ダイバーシティ経営推進室長)ならびに企業コンサルタントの広瀬雄彦氏(現HyWealth代表取締役、元トヨタ自動車技術統括部主査)が登壇し、白熱した議論を展開しました。

 最終日である28日(木)は、前日に発表されたばかりのQSアジア大学ランキングを題材としたワークショップが行われ、その後時を置かずして、キャンパスツアーのため、約130名が伊都キャンパスへ向けて出発しました。椎木講堂コンサートホールでの歓迎式に始まり、4コースに分かれ、水素ステーション、OPERA、中央図書館、石ヶ原古墳跡展望展示室、銘板前などを見学し、最後は二見ヶ浦の夕日を見ながらそれぞれの帰路につきました。

 総会に加え、3日間を通して行われた分科会では、大学の国際化、大学のブランディング、卒業生の就業力といった5つの中心テーマに基づき、80近い報告がなされました。本学からはQS- APPLE事務局長でもある緒方一夫副学長(総合研究博物館長・熱帯農学研究センター長・農学研究院教授)、萩島教授(総合理工学研究院)、E.ビッカーズ教授(人間環境学研究院)、佐々木一成副学長(水素エネルギー国際研究センター長・工学研究院教授)が登壇し、本学の最新の取組を世界中の大学関係者に向けて発信しました。

 また、同時に展示会が開催され、80を超える教育機関が出展しました。中でも「Study in Japan日本合同ブース」には、スーパーグローバル大学(SGU)創成支援事業(※2)採択大学を中心とする14大学が参加し、海外の高等教育機関と交流を深めました。また、会場ではSGUパネルを併設し、日本の大学力を発信する場となりました。

 本学がオーガナイジングパートナーの役割を担った本カンファレンスが成功裏に終わり、本学の国際プレゼンス向上の一助となりました。


(※1)QS-APPLE(Quacquarelli Symonds -  Asia-Pacific Professional Leaders in Education Conference and Exhibition)
イギリスのQS社が主催するアジア、ヨーロッパ、アフリカそしてオーストラリア地域の大学やそれに準ずる教育機関の教育関係者が集う国際会議、および大学アピールのためのエキジビション。

(※2)スーパーグローバル大学(SGU)創成支援事業
文部科学省では、世界トップレベルの大学との交流・連携を実現、加速するための新たな取組や、人事・教務システムの改革、学生のグローバル対応力育成のための体制強化など、国際化を徹底して進める大学を重点支援するため、2014年から「スーパーグローバル大学創成支援事業」を実施しており、本学はタイプA(トップ型)に採択されました。

「QSスクエア・ディベート」の様子

馬奈木主幹教授による基調講演

授賞式の様子(中央:荒殿誠理事・副学長)

「QSダイアローグ」の様子

分科会の様子 緒方一夫副学長

分科会の様子 萩島教授

分科会の様子 佐々木一成副学長

分科会の様子 E.ビッカーズ教授

九州大学のブース展示の様子①

九州大学のブース展示の様子②

久保千春総長による閉会挨拶

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