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公開日:2019.12.26

笹月健彦特別主幹教授が日本学士院の新会員に選ばれました

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 高等研究院の笹月特別主幹教授が、日本学士院(にっぽんがくしいん)の新会員に選出されました。
 日本学士院は、学術上功績顕著な科学者を顕彰するための機関として文部科学省に設置されており、学術の発展に寄与するための必要な事業を行うことを目的としています。
 会員は学術上功績が極めて大きい科学者から選出される特別職の国家公務員で、任期は終身です。新会員には笹月特別主幹教授の他、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章東大宇宙線研究所長など7人が選出されました。
 笹月特別主幹教授は免疫機構におけるヒトの白血球抗原(HLA)の役割を解明することで、感染症や複雑な疾病の原因解明と克服への道を拓かれ、その学術上の業績が高く評価をされ、今回新たに日本学士院の会員に選出されました。
 笹月特別主幹教授は、昭和58年に本学生体防御医学研究所教授に就任し、平成2年には生体防御医学研究所長、平成13年には国立国際医療センター長を務められ、平成16年には国立国際医療センター総長、平成20年には国立国際医療センター名誉総長として、組織運営にもあたって来られました。
 平成21年からは、本学高等研究院特別主幹教授に就任し、現在も文部科学省新学術領域研究「ネオ・セルフの生成・機能・構造」をテーマに研究を活発に進められるとともに、次世代を担う若手研究者の育成に尽力されています。

《笹月特別主幹教授のコメント》

この度、日本学士院会員に推挙されましたこと身に余る光栄に存じます。皆様に賜りました数々のご指導とご厚情に心より感謝申し上げます。ハプトグロビンの個人差の意味解明を目指していた大学院時代に、免疫応答の個人差の存在に触発され、米国スタンフォード大学へ留学しました。多型性(個人差)を示すHLA(ヒト白血球抗原)そのものが免疫応答を制御していることを明らかにし、各種免疫関連疾患がHLAに支配されていることが次々に明らかとなり、ヒト免疫遺伝学が花開きました。輝かしいアカデミズムの伝統を誇る学士院会員の名に恥じぬよう、一層学術に尽くす覚悟を新たに致しました。今後とも宜しくお願い申し上げます。

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