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九州大学台湾スタディーズ第2期がスタート

2020.10.20
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 本学は台湾教育部(文部科学省相当)との第2期台湾スタディーズに関するMOU(覚書)を締結し、令和2年9月25日(金)伊都キャンパスの椎木講堂にて署名式が行われました。署名式では、長谷川裕一氏(本学総長アドバイザリー会議 委員)、渡邊公一郎教授(本学副学長)、尾崎明仁教授(人間環境学研究院長)などが見守るなか、本学側は久保千春総長、台湾側は台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正処長(総領事)が署名、署名式は終始和やかな雰囲気で進みました。
 九州大学台湾スタディーズは、本学教育学部をベースとして他学部の協力のもと、台湾理解を深める授業、台湾の教育機関との積極的な学術交流、次世代の台湾研究者の育成などを目的として、2017年10月に設立されました。今回は第1期3年間(2017年10月〜2020年9月)の成果に対して台湾教育部から高い評価をうけた上での契約更新となります。
 台湾スタディーズのプログラムの主な活動には、毎年3月に行われる一週間の台湾現地研修「台湾フィールドワーク」、台北市の国立台湾師範大学を拠点とする中国語の集中学習プログラム、台湾に関連する学部、大学院レベルの授業の提供があり、特に基幹教育科目「台湾事情」は毎年一般市民の方にも公開され好評を得ています。
 第2期での主な重点は、高評価を受けた第1期の活動を継続した上で台湾の各パートナー大学との教育協力連携をさらに強化することです。現在、国立台湾師範大学、国立台湾大学、その他の機関とのダブルディグリー大学院プログラム、その他にも本学と台湾のパートナーが共同で運営するサマースクールの計画などが進行中です。 

※肩書は当時のもの

台湾をかたどった記念品の贈呈

左から、総長と陳処長

署名式出席者一同