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本学工学研究院地球資源システム工学部門がJICA理事長賞を受賞

2020.11.11
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 本学工学研究院地球資源システム工学部門は、約50年の長期にわたり「国際地熱研修コース」(※1)の実施を通じ、これまでに37ヵ国延べ448名の海外の地熱分野の人材育成に貢献しました。また独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する「資源の絆プログラム」(※2)においても、多くのJICA研修員を修士や博士課程の留学生として受入を行うとともに、そのネットワークを活かし本学とジョモ・ケニヤッタ農工大学(ケニア)との「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS : Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)」(※3)の形成にも寄与しています。この貢献が認められ、本学工学研究院地球資源システム工学部門が、第16回JICA理事長賞を受賞しました。
 令和2年11月6日(金)には、同部門を代表して藤光康宏教授が、受賞に伴う表彰状および副賞をJICA九州センター植村吏香所長より授与されました。
 表彰式には、藤光教授の他、園田佳巨工学研究院長、渡邊公一郎教授(前副学長)、辻健教授(地球資源システム工学部門長)、笹木圭子教授(地球資源システム工学専攻長)、本村宏明国際部長および「国際地熱研修コース」(現「地熱資源エンジニア」コース)の運営・指導に貢献された糸井龍一名誉教授、西島潤准教授、松本光央助教、井野達人非常勤講師も出席し、受賞を祝いました。

なお、令和2年度JICA理事長賞については、下記URLよりご覧いただけます。https://www.jica.go.jp/press/2020/20201008_10.html 

(※1)1970年にJICA及びUNESCOからの支援を受け開設。現在は「地熱資源エンジニア」コースに改称(コースリーダー:藤光康宏教授)
(※2)開発途上国の資源分野の人材育成プログラム
(※3)「東アフリカ大地溝帯に発達する地熱系の最適開発のための包括的ソリューション」(研究者代表:藤光康宏教授)。令和元年度(2019年度)採択。

JICA九州センター植村吏香所長

園田佳巨工学研究院長

藤光康宏教授

表彰式の様子

関係者による集合写真

お問い合わせ

工学部地球資源システム工学部門事務室
地熱資源エンジニア事務局
Mail:gre_office★mine.kyushu-u.ac.jp
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