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EUセンター「ジャン・モネCoE九州・第二期」キックオフ・シンポジウムを開催

公開日:2021.03.05

 

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 2021年2月17日(水)本学EUセンター主催で「ジャン・モネCoE九州・第二期」キックオフ・シンポジウム(ウェビナー)「ブレグジットとEU統合のゆくえ」をオンラインにて開催いたしました。  
 本学のEUセンターでは、欧州委員会(European Commission) からの資金援助による「EUインスティテュート・イン・ジャパン九州(EUIJ九州)」(2011-2016年)、EUの教育・研究助成プログラム(エラスムス・プラス)による「ジャン・モネ CoE九州(JMCoE-Q)」(2016-2019年)に続き、この度、再び同エラスムス・プラスを獲得し、2020年11月より「ジャン・モネCoE九州・第二期」(JMCoE-Q2)事業を開始しました。2023年11月までの3年間、教育、研究、アウトリーチ、学術交流などの事業を行い、EU教育・研究の一層の深化・発展を通じて本学のグローバル化の一翼を担って参ります。
 本キックオフ・シンポジウムは「ジャン・モネCoE九州・第二期」事業の第一弾として、今後の事業展開に向けた地域のEU関連団体や国際交流団体との連携強化、EU研究の成果の社会への幅広い還元などを目的として、英国のEU離脱(ブレグジット)をテーマに実施されました。英国が国民投票でEU離脱を決定してから約4年半が経過した2020年末をもって、同国はEUから最終的に離脱しました。1958年のEEC(欧州経済共同体)創設以来、統合の「深化」と加盟国の「拡大」を遂げてきた欧州の統合が歴史上初めて経験する加盟国の離脱。それが欧州統合に対して持つ意味、EUや英国の経済や産業へのインパクト、日本の欧州ビジネスにとっての課題などについて、我が国のEU統合研究や欧州経済調査をリードする論者をお招きして多面的に検討を加えました。
 冒頭のセレモニーでは、本学から河野俊行理事、フィリップ ドゥ・タクシ・デュ・ポエット氏(駐日欧州連合代表部公使参事官、日欧産業協力センター専務理事)にご挨拶いただきました。続くジャンモネ・シンポジウムでは、岩田健治教授(本学経済学研究院教授・EUセンター長)の開会挨拶の後、庄司克宏氏(慶應義塾大学大学院法務研究科教授、ジャン・モネEU研究センター所長)による講演「ブレグジット後の英EU関係と欧州統合のゆくえ」、伊藤さゆり氏(株式会社ニッセイ基礎研究所経済研究部研究理事)による講演「ブレグジット後の英国、EU経済-それぞれの進路」が、それぞれ行われました。Q&Aセッションでは、一般視聴者からの質問に答えつつ、幅広い視点から「ブレグジットとEU統合」について議論を深めました。その後のジャンモネ・セミナーでは、より広く一般市民を対象に、田中晋氏(独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)海外調査部欧州ロシアCIS課課長)を講師にお迎えし、「ブレグジット後の欧州ビジネス環境の変化」と題して講演いただきました。最後に、八谷まち子氏(本学EUセンター・アドバイザー)によるまとめと閉会挨拶で締め括りとなりました。
 コロナ禍の中、ウェビナーで行われた本シンポジウムですが、全国から約70余名にご参加いただき、盛況のなかでのキックオフとなりました。
 なお、本シンポジウムは駐日欧州連合代表部、日欧産業協力センター、福岡EU協会、九州EU研究会、九州大学アジア・オセアニア研究教育機構文化変動クラスター、九州大学SHAREオフィス、九州大学ストックホルムリエゾンオフィスの後援により行われました。

 

シンポジウムの様子

ポスター(表)

ポスター(裏)

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