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マス・フォア・イノベーション卓越大学院キックオフシンポジウムを開催しました

2021.04.20
トピックス

 令和3年3月30日(火)、「マス・フォア・イノベーション卓越大学院キックオフシンポジウム」を開催しました。この日、国内外から現地・オンラインを含む延べ150名の方に参加いただきました。
 石橋総長による開会挨拶の後、来賓としてご参加いただいた文部科学省の西明夫氏より「社会的課題の解決・新たな知や価値の創造に挑戦してください」と、プログラム生へお言葉をいただきました。シンポジウムでは、卓越大学院連携先機関の産業界の方や、プログラム担当者にご講演いただきました。
 最初に、山田武士氏(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)に「人間科学と数理科学の共創=コミュニケーション科学」、次に寺本振透教授(法学研究院)からは「実務法律家の仕事と,数学的なモデル」、最後に穴井宏和氏(株式会社富士通研究所)による「マス・フォア・イノベーション卓越大学院への期待」として講演が行われました。どのご講演も、数学がなぜ社会で今必要とされているのか、学生達を含め、聴衆に強く伝わる講演となりました。
 マス・フォア・イノベーション卓越大学院プログラム生が社会へと羽ばたき、日本および世界を数学でけん引する日が来ることを是非ご期待ください。

※後日、キックオフシンポジウムの動画をHPに公開いたします。
 https://www.gpmi.kyushu-u.ac.jp/

※「マス・フォア・イノベーション卓越大学院」
(Graduate Program of Mathematics for Innovation=GPMI)について:
令和2年度に採択された文部科学省卓越大学院プログラムです。大学院数理学府(数理学専攻)、大学院システム情報科学府(情報理工学専攻および電気電子工学専攻)と大学院経済学府(経済工学専攻)の3学府の連携・協働の下、
① 高く柔軟な「数学力」
② データハンドリングに必須の「統計力」
③ 複雑な課題の本質を見抜き、数学モデルを構築する「モデリング力」
④ 他分野の研究者と協働し創造する「共創力」
⑤ これらの4つの力を統合してイノベーションを創出する「創発力」
の5つの力「マス・ファイブ・フォース」を備えた人材を育成する修士博士一貫5年制大学院プログラムです。

佐伯修教授による卓越大学院プログラム概要説明の様子

1) 左から長田博文教授(大学院数理学研究院 研究院長 / 大学院数理学府 学府長)、谷口理事、石橋総長、 佐伯修教授(マス・フォア・インダストリ研究所 所長)

お問い合わせ

理学部等事務部マス・フォア・イノベーション卓越大学院事務支援室
Mail:gpmioffice★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。