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持続可能な社会のための決断科学センターと大分県由布市が協力協定を締結

2014.07.09
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 持続可能な社会のための決断科学センターと大分県由布市は,平成26年7月2日(水),まちづくりに関わる総合的な事業等の策定に関する協力協定の調印式を行いました。この協定は,両者の連携による実践プロジェクトの推進,学生と教員の参加を通した教育・研究の更なる展開を目的として締結したものです。
 由布市役所庄内庁舎で挙行した調印式には,由布市から首藤奉文市長,持続可能な社会のための決断科学センターからは矢原徹一センター長らが出席しました。

 協定締結後,矢原センター長は「由布市の抱える複雑で不確実な問題の解決に決断科学センターの学生が挑み,社会を牽引するリーダーとして成長する機会としたい」と述べ,首藤由布市長は「由布市は3つの異なる個性を持った町が合併した全国でも珍しい市で,これからの由布市の方向性をしっかりと作る必要がある。今回の決断科学センターとの協定で総合計画がより強固なものになると期待している。学生にはさまざまな研修の場を提供していきたい」と語りました。

 今後,決断科学大学院プログラムの学生と教員は,由布市の事業への参加を通して市長等と交流する機会を持ち,地域の課題解決のための実践,教育,研究を総合的に行う予定です。

 なお,調印式終了後,矢原センター長と由布市の関係者は由布岳周辺を視察し,現在由布市が直面するさまざまな課題について活発な意見交換を行い,両者の連携協定による今後の協力体制への第一歩となりました。

 

【写真】
(上)協定書を取り交わす矢原センター長(左)/首藤由布市長(右)
(下)由布岳周辺での視察の様子