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東箱崎公民館で「世界一大きな授業」のワークショップを開催

2014.05.17
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   平成26年5月10日(土),東箱崎公民館において「世界一大きな授業」(※)のワークショップを開催しました。今回のワークショップは,本学で実施している公開講座「世界一大きな授業」に先駆け,本学法学部の国際政治学ゼミナール(担当教員:大賀哲准教授)と東箱崎公民館が連携して,東箱崎小学校の児童と保護者を対象に行ったものです。

 ワークショップでは,クイズ形式で世界の教育の現状について学習する「教育クイズ」,字の読めない状態を疑似体験する「識字ゲーム」,パキスタンの人権活動家マララ・ユサフザイさんのエッセイを読んで教育の大切さを話し合う「エッセイ」,世界の子ども達を学校に通えるようにするために日本政府は何をすべきなのかを話し合う「政策提言」という4つのアクティビティに取り組みました。クイズやゲームを通して世界の教育問題に親しみやすく向き合い,エッセイや政策提言では,グループ内で話し合った後,意見や提言を取りまとめてグループごとに発表しました。

 当日は東箱崎小学校から30名以上の児童と保護者の方々が参加し,「自分は字が書けて,読めて,幸せだと思った」「今日学んだことを沢山の人に伝えてあげたい」などの意見があり,今回のワークショップを通じて,世界の教育の現状について知る良い機会となりました。

 

(※)「世界一大きな授業」とは,世界100カ国のNGOや教育機関が同時期に開催する,教育の現状を考える地球規模のイベントです。 



【写真】

(上)グループ内での話し合い

(中)グループ発表(エッセイ)

(下)グループ発表(政策提言)