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令和4年12月22日(木)、里見 隆治(さとみ りゅうじ)経済産業大臣政務官が九州大学伊都キャンパスを視察されました。
里見政務官は、はじめに、石橋総長、荒殿理事・プロボスト、佐々木一成教授(九州大学主幹教授、水素エネルギー国際研究センター長、次世代燃料電池産学連携研究センター長)、西田理事・事務局長らと、本学が目指す「総合知で社会変革を牽引する大学」を実現するために策定した「Kyushu University VISION 2030」の取組について意見を交換されました。特に、脱炭素に係る取組については、佐々木教授の水素エネルギー研究も含め、活発に意見を交わされました。
その後、里見政務官は、実際に、水素エネルギー国際研究センターを見学され、佐々木教授らが、本学の水素拠点の全体像について説明、脱炭素社会の実現のため、九州大学が社会に貢献できる役割について、基礎研究、技術実証、社会実装、さらには人材育成まで含めた議論が行われました。
また、政務官は、次世代燃料電池産学連携研究センター及び水素材料先端科学研究センターも視察され、世界最先端の燃料電池の実験装置や、燃料電池等で使う水素を安全に蓄え、運び、供給するための技術研究に関する取組についても、熱心に話を聞かれました。
視察を通じ、本学の脱炭素社会の実現に向けた取組はもちろん、「総合知で社会変革を牽引する大学」を実現するための様々な取組に、強い期待を寄せられました。