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科学技術振興機構(JST) が公募する「戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)」に、九州大学応用力学研究所の寒川教授のプロジェクトが採択されました。
ブルガリア、ポーランドの関係機関、三重大学による3ヵ国6機関での共同研究を通して、クリーンで安全・安心な社会の実現に寄与してまいります。
■研究代表者
九州大学 応用力学研究所 副所長 寒川義裕 教授
■課題名:
深紫外LEDの実用化に向けたAlGaNヘテロ界面の
原子レベル制御(AtLv-AlGaN)
■本課題概要:
本研究はコロナウイルスや細菌などのRNA、DNAの破壊、不活化に資する深紫外LEDの
開発を目的とする。具体的には、
(1)ポーランドと三重大学のチームが、原料原子・分子の結晶成長表面への吸着確率などの
物性パラメーターを解析し、
(2)ブルガリアのチームが、得られた物性パラメーターを実装した表面原子ステップの動的
挙動を解析するデジタルツイン(仮想空間での現実空間のデジタル複製)を開発、
(3)九州大学のチームが、開発されたデジタルツインを活用した機械学習により原子レベル
で平坦な表面/界面を得るための結晶成長条件を予測する。以上の知見を基に
(4)三重大学のチームがAlGaN有機金属気相成長により深紫外LEDを作製する。
■共同研究体制:
九州大学(代表)
Sofia University, Bulgaria
Institute of Physical Chemistry, Bulgarian Academy of Sciences
Institute of High Pressure Physics, Polish Academy of Sciences
Institute of Physics, Polish Academy of Sciences
三重大学
の3カ国6機関
本事業につきましては、JSTホームページをご参照ください。