Topics トピックス
令和5年6月23日(金)、半導体分野の研究開発と社会実装の日蘭協力を目的として、オランダから、産学官で構成される30名が九州大学を来訪しました。当日は、九州大学関係者と学外の産官学の関係者など日本側の60名以上と一堂に会して交流しました。
オランダは、半導体や量子などのDeeptech領域で、産学連携エコシステムを強力に構築しています。九州は、日本の半導体の40%を製造していますが、このたび、九州の基幹大学である九州大学を核としたエコシステムの連携構築などを目指し、交流を行ったものです。
最初に、石橋総長と、オランダ側代表のWilbert Schaap氏(ヴィルベルト・シャープ氏)(オランダ経済・気候政策省半導体イノベーション政策調整官)から開会の挨拶があり、次いで、日蘭それぞれの半導体エコシステムの紹介がありました。
挨拶する石橋総長
挨拶するWilbert Schaap氏
会場の様子
会場の様子
その後、本学の施設見学を行うとともに、半導体、光集積回路、量子コンピューティングの3つのトピックに関するグループディスカッションも行いました。ディスカッションでは、活発な意見交換が行われ、大変有意義な時間となりました。
施設見学の様子
白谷副学長の説明の様子
グループディスカッションの様子
半導体の先端研究開発は、多国間の協力体制で行う時代となっています。
九州大学も、国内外の協力をさらに強化していくことになりますが、今回はその重要な一歩になりました。
今後、日蘭関係のますますの深化を図りつつ、九州大学としてDeeptech 領域に積極的に貢献していきます。
Wilbert Schaap氏(左から4番目)、石橋総長(右から3番目)、白谷副学長(右から2番目)と関係者による集合写真