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7月21日に福岡市動物園で、一般者向けのバイリンガル・ワークショップ「人と鳥の未来を描こう」が開催されました。このワークショップは芸術工学研究院ストラテジックデザイン部門稲村徳州助教、平井康之教授とサラントウ・メラニ教授、英国ロイヤルカレッジオブアーツ・インペリアルカレッジロンドンの大学院生との共同研究に基づいて実施されました。
人間と動物との間の相互関係をデザインに活かすことを目的に、世界各国に存在する鳥類に注目し、アートを用いて鳥類と人類について考える2時間のワークショップ形式で行われました。参加者は鳥とのエピソードや過去の経験に基づいて「人と鳥の未来」をイメージした絵を描き、活発な議論を行いました。参加者が描いた絵はロンドンに持ち帰られ、文化的な側面も配慮されながら分析され、人間と動物の共存のデザインに活かされます。
同じく福岡市動物園で開かれた、2日目のワークショップは、鳥の巣・バードハウスが作られ、イベントは7月22日、23日に大牟田市動物園でも開催されました。九州大学は、卒業生でもある稲村助教と平井教授を通じて、ロイアルカレッジオブアーツの研究者と協力関係を継続しています。今後、シンガポールで同様のワークショップが開催される予定です。
もっと詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
「人と鳥の未来を描こう!人と鳥との物語づくりワークショップ」
稲村 徳州 助教
A Meditative Design Development Framework Toward Post Human-Centered Transformation of Pedagogical Processes