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「CAP in GUAM University 2023」を実施

-九州大学アジア太平洋カレッジによる留学プログラム- 2023.09.21
トピックス

本学留学生センターが実施する短期海外派遣・学生交流プログラムであるアジア太平洋カレッジ(College of Asia Pacific、木下博子准教授)は、グアム大学において、講義とフィールドワークを統合した学際的短期海外派遣プログラムを実施しました。

2023年8月21日~30日まで、グアム大学で開講された本プログラム(基幹教育総合科目)は、留学生センターの木下博子准教授とグアム大学の講師陣が中心となり、広域アジアにおける共通課題について多様な講義やフィールドトリップを通して、問題発見力や解決力を身につけることを目的に行われました。

講義の様子

全編英語の講義では、グアムの歴史文化、ウミガメの生態・海域再生、太平洋地域のドローン技術、リーダーシップスキル等について取り上げ、参加学生は理解を深めながら解決策を立案するなどし、積極的に講義に臨みました。またフィールドトリップでは、グアム大学のチューター学生と共に、UOG Guam Green Growth Circular Economy Makerspace and Innovation Hub等を訪問しました。

プログラム終了後、参加学生からは、「英語で授業を受け、現地の文化を知ることができ、とても良い経験になった。」「様々なトピックについて色々な先生が講義をして下さり、初めて知ることも沢山あり、良い学びになりました。」「参加者と学部・学年を超えて仲良くなれて嬉しかった。」との声が寄せられました。

今回の留学が初めての海外体験になる学生が半数を占めるなか、多様なテーマの講義やフィールドトリップは、参加学生にとって貴重で有意義な時間となりました。今後も本プログラムは、学生の積極性や問題解決能力の涵養を目指していきます。

集合写真

アジア太平洋カレッジについて

アジア太平洋カレッジ(College of Asia Pacific=CAP)は、日本人学生・外国人学生を対象とした「国際体験型」の短期海外留学・国際協働教育プログラムです。

アジア太平洋地域の⼤学の学⽣と共に、広域アジアの抱える共通課題について、PBL(Problem-Based Learning 問題基盤型学習)とTBL(Team-Based Learning チーム基盤型学習)形式の協働学習を通じて学ぶことで、問題の捉え⽅や、解決策を⾒出す際の発想の違いに触れ、異なる文化・社会的背景をもつ参加者同士の知的交流を促進することを⽬的としています。

さらに、将来的な⻑期の海外留学を視野に、世界の舞台へ踏み出していくきっかけを提供し、グローバル⼈材としてのファーストステップにつなげていくことを目指します。

CAPに関する問い合わせ

九州大学アジア太平洋カレッジ担当(国際部留学課)
Mail:cap-isc★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。