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九州大学と春日市は、九州大学が有する知的・人的資源と、春日市の地域資源や文化を有機的に結び付け、産業の振興、地域課題の解決、教育研究活動その他の地域社会の振興に寄与することを目的として、令和5年3月に包括連携協定を締結しております。
包括連携協定に基づく取組の一環として、筑紫地区社会連携推進チーム「ちくしの科コミ」と春日野中学校は、進路選択をする中学生のキャリア教育に資することを目的として、令和5年11月30日(木)に「サイエンススクール」を筑紫キャンパスで開催しました。
1学年全クラスをA~Dの4グループに分け2部制とし、春日野中学校1年生232名の生徒が、大学院総合理工学研究院・大瀧倫卓教授および光原昌寿准教授の科学実験を交えたサイエンス授業を受け、科学の不思議や楽しさ・奥深さを学ぶとともに、生徒自身の将来についても考える機会となりました。
大瀧教授のサイエンス授業
光原准教授のサイエンス授業
まとめの会
講師の先生のコメント
「サイエンス(科学)実験」はとても面白いものがたくさんありますが、それらを司っている自然の原理は、突き詰めればどれも共通しています。説明されたことをただ信じるのではなく、自分で一歩踏み込んで考え、色々なことに自分自身で疑問を持つような、「めんどうくさい」ひとになってください。それは生きる力でもあります。
「なんでだろう?」と思うことが科学の第一歩です。
世の中には、まだ明らかになっていないことがたくさんあります。人類未到の領域で科学を操り、「できなかったことをできる様に」する科学者になってみませんか?