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令和6年5月22日、国立大学法人九州大学と長崎県対馬市は、持続可能な社会の発展と人々の多様な幸せ(=well-being)の向上に寄与することを目的とした包括連携協定を締結しました。
対馬市とは、これまでも本学の持続可能な社会のための決断科学センターを中心に、域学連携事業に基づくまちづくりの取組や地域課題解決に向けた取り組みを実施するほか、本学教職員・学生による対馬市をフィールドとした研究・教育活動に対してご支援をいただくなど、双方の資源を活用した連携を進めてまいりました。
また、九州大学病院においては、複数の診療科による対馬市内の病院への医師の派遣に加え、対馬市内の病院からの患者の受け入れを行うなど、地域医療の維持・充実のため連携協力を行っています。
さらに、これらの連携実績を礎として、本学の関係教員を中心とした「海峡圏SDGsプロジェクト」という部局を横断した新たな取り組みも始動しており、SDGs未来都市の認定を受けた対馬市との更なる連携が期待されています。
従前の取組に加え、今後も様々な形で連携を行っていくとともに、その関係をより強固なものとするため、大学全体で包括連携協定を締結することとなりました。
九州大学は、持続可能な社会の発展と人々のwell-beingの向上に寄与することを目指し、地域課題の解決につながる活動をさらに積極的に展開してまいります。
2024年5月22日
(1) 共同研究に関すること
(2) 教育活動に関すること
(3) イノベーション創出と研究成果の社会実装に関すること
(4) 域学連携を通じた市民科学の促進に関すること
(5) その他、本協定の目的を達成するために必要な事項