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2024 WPI Symposium & Summer School at Göttingen 開催について

2024.10.25
トピックス

 九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I2CNER / アイスナー)は2024年10月14日から18日の5日間、ドイツゲッティンゲン大学と合同で『2024 WPI Symposium at Göttingen “Energy Research for a Carbon Neutral Future“』及び『2024 Summer School at Göttingen』を開催しました。

 10月14日~16日はゲッティンゲンのConference and Event House Alte Mensaにおいてシンポジウムを開催し、九州大学、ゲッティンゲン大学の他、東京科学大学(旧東京工業大学)、熊本大学、ヘルムホルツ協会ユーリッヒ研究所、米国イリノイ大学等から延べ290名の参加者がありました。初日の各大学を代表する研究者の発表に続き、2日目はセッションA、Bに分かれ、エネルギー関係の専門分野からの研究発表、3日目は水素材料に関する研究発表があり、各日其々活発な意見交換が行われました。

 10月16日午後から18日は、ゲッティンゲン大学North Campusに会場を移し、Summer Schoolを開催し、若手研究者を中心に延べ150名を超える参加者がありました。日独の研究者からの講義の他、ポスターセッション、ラボツアーも行われ、研究に関する意見交換を行う一方、休憩時間を含め懇親を深める良い機会となりました。

 ゲッティンゲン大学からは、I2CNER設置当初からPI(Principal Investigator)として研究者が参加しており、すでに15年を超える共同研究が行われています。5日間の日程を通して、WPIの新ミッションである、「世界を先導する卓越研究と国際的地位の確立」だけでなく「次代を先導する価値創造」として、若手研究者の育成と交流の場を提供し、国際連携の継続のための良い機会となりました。

ゲッティンゲン大学副学長 Max Wardetzky

九州大学総長 石橋 達朗

シンポジウムの様子

サマースクールの様子

シンポジウム参加者